波留主演ドラマ 「アイシー〜瞬間記憶捜査・柊班」

アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~ - フジテレビ
アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~ - オフィシャルサイト。毎週火曜よる9時放送。主演:波瑠
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カメラアイという、所謂 “映像記憶能力” を持つ女性がその能力を活かして刑事として活躍するドラマですが 実は子供の頃、父親が母親を殺してしまう瞬間を目撃してしまい、カメラアイの能力のせいでその瞬間の映像を忘れられず、心を閉ざして生きているため「氷の女王」と渾名されているという設定。 波留があまり良い感じに撮られておらず、なんか波留としては失敗作何じゃないかと思いました。まぁ主演女優の責任ではなく、制作側が波留の良さとか可愛さを写そうという気がなかっただけでしょうが。 ただ一点、ストーリーの最後に、「忘れられない記憶」とずっと戦ってきた柊氷月(ひいらぎひづき)が、「忘れたくない記憶ができた」(自分を信じてくれた部下達との記憶・思い出)というのは、なかなか良いセリフ(終わり方)でしたね。 絶対幸せになれそうにない「どんな悲惨な記憶も絶対忘れる事ができない能力」を持つ人間の話を上手にまとめたと思います。
映画「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」深夜にフジテレビで放送していたインド映画?(かと思ったらアメリカの映画でした。) 超ざっくり言うと、乗っていた船が沈没し、生き残った少年と動物達がボートで漂流する話。 その経験を小説家が男性(歳をとった少年)にインタビューする形式です。 まず、とんでもないプロットだなぁと思いました(笑) 原作モノですね。
面白かった点は二点。
一点目 救助直後に少年が語った “動物達との漂流の物語” は保険調査員達に信じてもらえず。別の信じられる話をしろと要求された少年は、もうひとつの別の話を語り始めるのですが・・・ 最初、保険調査員の要求に負けて、少年が作り話を始めたのかと思ったのですが、内容がまた悲惨・迫真で・・・。 その2つのストーリー、どちらが真実なのか分からない。 最初に語られたストーリーでは、ボートにはトラ・ハイエナ・オランウータン、シマウマが居て、最後にトラが残り、長い漂流の末、トラとともに浜に辿り着いて助かったと言う話。 次に語った物語は ボートには動物ではなく、少年と、コック、母、船員が乗っていたという話。だが、諍いがあり、みな死んで(殺され、殺して)少年だけが最後に残った、というもの。 ピンと来たインタビュアーの小説家が、「トラ=少年自身、ハイエナ=コック、オランウータン=母、シマウマ=船員 だったのではないか?」と指摘。 だが、男性は「どちらでもいい」と答える。 『どちらも、船が沈み、家族を亡くして悲しんだ話だ』 どちらがいい? と逆に男性に訊かれた小説家は・・・?
面白かった二点目は、“名セリフ” が多いなぁという印象。 遠い目をしながら男性が語る。 『結局、生きる事は、手放すことだ・・・』 『一番切ないのは、別れを言えずに終わることだ・・・』 涙を流しながらトラとの別れを語る男性のセリフがエモい。
重い話が終わった後・・・ ・・・男性の家族が帰宅して来る(!) 奥さんと猫と子供二人。 男性の今の状況を知った小説家が笑顔で言う。 「ハッピーエンドですね!」 うん、ハッピーエンドで終わる話はいいですね!
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