WindowsXPの利用限界が迫っています。今更そんなこと、知らない人は居ないと思いますが。
などと書いてみても。いやいや、なかなか。案外、そうでもないかも知れません。
分かりやすく言うと、来年、2014年4月9日でWindowsXPが使えなくなる、と言う事です。
正確に言うと、サポート期限が切れるという事で、即時使えなくなる訳ではないのですが。
まぁ、使わないほうが無難でしょうね・・・。
「マイクロソフトの告知」
「急にそんな事言われても困る。何百台もあるパソコンを一斉に買い換えるなんて、予算がない!」なんて騒いでる自治体もあるようですが・・・
でもこれ、随分前から告知されていて、実は一度期限を迎えたものの、あまりに延長の要望が多く、マ社が折れて期限を延長したと言う経緯があります。
周知させる努力が足りなかったとは言えないでしょうし、再延長もないでしょうね。
まともな会社ならば、何年かごとに予算を計上して少しづつ計画的に入れ替えを行ってるものでしょう。
まぁ騒いでる自治体も、分かってて言ってるんでしょうけどね。
使い続けるとどうなるか
解説の必要もないかと思いますが、一応
(1)セキュリティの問題
XPのセキュリティホールを狙った新しいウイルスが溢れて来ると思われます。
これだけXPが普及していると、そのまま使い続ける人が絶対何割か居るはずですので、ウイルスを作ってる人は当然狙って準備してると思います。
マイクロソフトはサポート義務がありませんから、対応しません。
アンチウイルスソフトメーカーも当然、XPはサポート対象外にします。
多分、暫くの間は感染者が出るでしょうね。
そもそも、使い続けているような人は、ウイルスに感染している事すら気付かないかも知れません。
(2)周辺のソフト・ハードが使えなくなる
各種ソフトウエア、ドライバなどが、XPをサポートする必要がなくなるため、様々なソフトウエアや周辺機器が使えなくなります。最近のソフトは既に、XPはサポート対象外として、インストールする事もできないようになっているものが多くなってきました。
例えば新しいプリンターを買ってもXPでは動かない、となったりするわけです。
古い機器が壊れずに永遠に使い続けられるわけではありませんから、結局、いずれXPは使えなくなっていくと言うことですね。
さて、個人としては、どうしましょうか。
XPを入れて売られていた時代のパソコンでは、はっきり言って性能が時代に追いついていないので、買い換えたほうが良いでしょうね。パソコンは意外と耐久性が高くないので、既に壊れて買い換えてる人も多いんじゃないでしょうか。
今は、安くて高性能なものが手に入りますし、買い換えられる人はそのほうが良いでしょうね
問題は、壊れてないけど余ってるパソコンですよね(笑)
これは企業でも個人でもあると思います。
ウチにも古いパソコンが何台かあります。
ファイルサーバー、WEBサーバーに、テレビ録画用サーバー、×××用サーバー(?)などサーバー類。
さらに、メインのパソコンが壊れた時用の緊急用予備機に、旅行用のモバイル機。
さらに家族用のPCに、使われてないけど壊れてもないPCと、数えてみると意外と多かった(笑)
以前からLINUXになってるのもありますが、何台かはやっぱりXPです。
さてどうしたものか。
選択肢は
(1)廃棄処分(必要な物は買い替え)
(2)OS(Windows8)を買って入れ替える
(3)ウインドウズ以外の別のOSに入れ替える
壊れてもなくて普通に使えるパソコン、でもOSを新たに買って使うほどのものでもない、という場合、(3)になるわけで、(3)では事実上、Linuxしか選択肢がありませんよね。
なにせ、Linuxは無料で使えますし、古い性能のあまりよくないパソコンでも十分動きますので、インターネットとメールくらいしかしないと言う人は、選択肢の一つになると思います。
というわけで、ウチでは(サーバーとしては大分前から使ってましたが)デスクトップPCを Linux で代替して使用に耐えるかテスト運用中・・・
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