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日馬富士暴行事件について、ずっとモヤモヤしていた、引っ掛かっていた事

時事・話題スポーツ・武道
日馬富士暴行事件について、ずっとモヤモヤしていた、引っ掛かっている事があったのです。

それが何なのか分かっていませんでしたが、ある方の解説を聞いて、それが具体的に何なのか分かりました。

それは・・・貴ノ岩が、なぜモンゴル人達の飲み会に参加していた点・・・

貴乃花親方の下に居ながら、同時に、相撲についての姿勢がまったく正反対のようなモンゴル人力士会とも付き合っていたのか?

私は、もしかしたら貴ノ岩はモンゴル人力士達と親方との間で板挟みになって苦しい思いをしているのじゃないか?と思っていたのです。

しかし、そうではなかったのではないか?

一切ソースのない想像でしかないのですが、そう考えると、すべての辻褄が合ってきます。

貴ノ岩と親方の関係は、極めて堅い、と言う証言情報が事情通の情報として報道されていた。

貴乃花親方は、八百長の相撲が嫌い、常に真剣勝負であるべき、という信念を持っていた。

そして、貴ノ岩にもそれを指導し、またモンゴル人達と付き合うな、と常々言っていた。

貴ノ岩も土俵の上でも下でも忠実に師匠の教えを守っていた。

一方モンゴル人の横綱達は、格下のモンゴル人力士達と結託して「星回し」(八百長)をしていた。

しかし、貴ノ岩だけはそれに参加せず、常にガチンコ勝負を挑んでくる、モンゴル人横綱達はそれを快く思っていなかった。

(実際、そのせいで、白鵬が優勝を逃す事につながってしまった。)

脅したか嘘をついたか、具体的に何をしたかは分かりませんが、貴ノ岩を騙して飲み会に呼び出すことに成功したのではないか?

(※貴ノ岩が飲んでいるところにモンゴル人横綱達が強引に押しかけた、または、母校の集いだと貴ノ岩を騙した、などの噂も出ているようです。)

そこで星回しに参加しろと強要したが、しかし、貴ノ岩は頑として承諾しなかった・・・

そう考えると、すべての辻褄があう、綺麗に腑に落ちます。

日馬富士の擁護側からは、貴ノ岩の無礼な言動が原因であったという情報が出ていた。

「お前たちの時代は終わった」という発言があったと。

しかし、実際は「もう八百長をする時代ではない」というような発言だった、という反論も噂として囁かれていた。

貴乃花親方は、引退して親方になった後も常々、横綱としての品格を忘れないように心がけていると言っていたと報じられていたのを見ました。

師匠の教えに忠実な貴ノ岩は、「八百長は横綱として恥ずかしい行為だ」「横綱としてあるべき姿ではない」というような、師匠が常々言っていた言葉が受け売りでつい出てしまった、という可能性は十分考えられるでしょう。

それを「横綱を馬鹿にするのか?」と日馬富士は激昂して手を出してしまい、やりすぎてしまった・・・というあたりが真相なのではないかと、想像します。

一切ソースのない想像の話ではありますが、そう考えると、これまで断片的に出ていた情報が全て綺麗に繋がりスッキリしますね。

おそらく、日馬富士は、横綱を侮辱した貴ノ岩が悪いと思っていて、「星回し」については悪いとは思っていないのかも知れませんね。。。

自分が悪いとは、肚のそこでは未だに思っていない、だから、引退会見ですら、途中まで言いかけた貴ノ岩に対する謝罪の言葉も、どうしても最後まで口にすることができず、「礼儀・礼節を守って頑張って欲しい」などという中途半端な発言になってしまったのではないかと思います。

しかし、その礼節は、日本人のイメージするそれとは少し違うのかも知れない。

貴ノ岩は、挨拶や言葉使いなどの礼儀礼節はきちんとできていた、そういう面でも貴乃花親方の教育は厳し勝ったという話が出ている。

一方、白鵬や日馬富士の言う礼儀とは、横綱の言うことに従え、と言う事だったのかも知れませんね。

もしかしたら、モンゴル人社会では先輩や年長者に従う事が、とても大事なルールとなっているのかも知れない。

そうなるとどちらが正しいと言うことではなく、もはや相撲に対する考え方や、気質の違いなんじゃないかと思いました。

そういう意味では、モンゴル人は、本当の意味では、日本の文化、日本の相撲には合わないのではないか、という意見が出るのも納得できるところがあります。

「口で言ってもダメな聞き分けのないわからず屋は、殴ってでも分からせる必要がある。」と言う人もありました。
「それができない世の中になっていることが、社会を歪めている。お花畑の平和主義である。」と。

明らかに正しいとハッキリ分かっていることならそうかもしれませんが・・・それは幼児や動物の調教など、幼稚な次元の話でしょう。

どちらが正しいとはハッキリ言えないような、考え方や信念の違いについて、自分の意見を通すために暴力に訴える必要がある。と言うのは、テロや暴力革命を実行する思想と同じですね。。。

(テロや暴力革命を行う人は、自分が絶対正しい、ハッキリ分かりきっていると思ってるから、どこまで行っても平行線かも知れませんが。)

ちなみに、私も暴力を絶対否定する立場ではありません。ときには必要なこともある。

暴力ではない、武力、ですね。

力のない正義は何も守れない。

しかし、その暴力の行使は、最後のギリギリまで抑制されるべき、と思います。

安易に認めてしまっては、それこそ自分の主張を通すために暴力を用いることを安易に認める事になってしまいますから。

今回の事件については、その原因をどう捉えているか、によって立場が少し変わるかも知れません。

日馬富士側は、貴ノ岩に失礼な言動があったのが原因だ、と言ってる。

(※しかし日馬富士側は具体的なその非礼について一切明かそうとしない。貴ノ岩側は、そんな事言ってないと言う話が出ていますね。)

私は、非礼ではなく、信念の違いではなかったのかと想像しています。

また、何を非礼・無礼とするか、「星回し」の是非や、横綱のあり方については、意見が別れるところで、どちらが正しいという事ではないかも知れません。

そもそも、本当に真剣に後輩のためを思って説教したというのなら、なぜ酒を飲みながらだったのか?

酒乱の親父が子供を殴って「躾だ!」と言ってるようなもの。

しかも、自分の子供ですらなく、違う家の子供なわけですから。
躾が必要と思うなら、まずはその親に言うべきだった。親とは意見と合わなかった、子供だけでも説得しよう。しかし子供は親の躾を守る子で、やはり言うことを聞かなかったので、ムカついて殴ったと。。。

学校で、あるスポーツの試合があり、後輩に、先輩を勝たせるように圧力があった。先輩に花を持たせるべき、それが伝統だ、と。お前たちも先輩の立場になったら後輩に勝たせてもらえばいい、と。

しかし、親に卑怯な事はするなと教えられていた後輩の一人が、先輩の言うことを聞かなかった。

先輩は、大人の対応をしろ、そもそも後輩は先輩の言う事を聞くべき。それが聞けないのは「失礼」だと。

そして、無理やり言うことを聞かせようとして、殴ってしまった。

先輩は、失礼な事を言った後輩が悪い。自分は悪いことはしたと思っていない。

しかし大怪我をさせられた親は激怒し、警察に被害届を出した。。。

そんな構図なのではないかと思いました。

※真実は分かりません、すべて想像の話です。

貴ノ岩に関しても、良からぬ噂も出ています、実際どんな人物なのかは知り合いでもない限り知る由もなし。

今後も事実がどうであったかは、明らかになることはないのでしょう。

真実は分からないので、事実を積み上げ、そこから判断するしかない。

暴行があり、怪我をさせたのは事実。

その事実を持って、横綱は責任をとって引退となった。

刑事罰も下されるかもしれない。

相撲の星回しについて、また外国人力士の受け入れに関しては・・・議論は進まないのでしょうね。

その体質をこそ、貴乃花親方は改革したいと思っているのかも知れません。。。

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