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今季ドラマの感想

エンターテイメント・アート

チア★ダン

★高校のチアリーダー部がアメリカの大会で優勝した実話を元にしたドラマ。

多分、原作?に力があるので、作ってもある程度の作品にはなるのだろうけれど・・・

失敗してると思うのは、キャスト。。。

先に映画版があって、その後テレビドラマ化なわけですが

映画版は、広瀬すず主演で、脇にも中条あやみとか良いキャストが選ばれていたので。そこに土屋太鳳持ってきても・・・と言う感じ。

正直、広瀬すずと土屋太鳳では、どうしても土屋太鳳のほうがやや劣る感が否めない。。。

映画版のキャストが素晴らしいかったのに、あとからしょぼいキャストで作り直したら、見たいとは思わんでしょう(だから視聴率低迷?)

とは言え、やはりストーリーに力があるので面白いのは確か。

映画とは違って、時間的制約から少し開放される分、少しじっくり描ける部分もありますので、ドラマ版の良さはありますね。

少女漫画風、若い娘向けの作品というイメージでしたが、若い娘のチアダンスは男性の視聴者にも訴求力があるかも?(笑)

健康で文化的な最低限度の生活

★新人ケースワーカーの義経えみる(吉岡里帆)と、配属先の生活科(生活保護担当部署)の人々の奮闘を描く。

これは酷い(笑)

何言ってんだコレ?!という・・・(^^;)

酷いと思ってたら案の定、視聴率悪いらしいですね(笑)

吉岡里帆の出演ドラマは視聴率が取れない、疫病神という評判が立ってるとか?

いや、出るドラマが悪すぎるでしょう、今回のも、前回のも。作品選ばないと・・・

しかし、酷いドラマだ・・・生活保護の問題って、本当に困っている人が保護を受けられなくて、困ってもいない人間が不正受給していることだと思うのですが。

生活保護をテーマとして扱うのはいいけど、担当の役人が無神経で人間味の無い対応をするから、本当に困っている人の状況がさらに悪くなっていく展開?

不正受給とかそういう事との戦いを描くドラマなら良かったんだろうけど、困ってる人を制度の制約でイジメるドラマやってどうするのか・・・

結局「財政が困窮している、生活保護など出してられん、もっと減らせ」っていう役所の水際での困窮者イジメという有り様で、本当に困っている人を担当部課で詰めるのを延々見せつけられているだけみたいな?

★生活保護の家庭の息子が、妹が貧乏でクラスメートにイジメられるから、兄がバイトしてこずかい渡してたけど、生活保護家庭はバイトしたら稼いだ分没収される、不正受給(バイト代)分、全額返金?せよとか

見るからにトラウマ抱えてそうな保護申請者が、事情もろくに調べずに、本人が必死で嫌がっているのに勝手に親連れてきて、申請者逃亡して線路に飛び込むとか。⇒どうみたってDV案件なのに、「そんなので生活保護認めてたらみんな生活保護もらえちゃいますよ?」とか職員が口々に言うとか。

どれも担当者(吉岡里帆)と上司(田中圭)、その他の職員の対処が酷いとしか見えない。(井浦新演じる半田だけがまともなことを言っている。)

原作モノらしいですが、作者は現在の生活保護の制度を批判するのが目的で作品作ってるのですかね・・・?

まだ何回かありますので、評価を下すのは尚早かも知れませんが、前半は、酷かったのは間違いないところですね。

高嶺の花

★老舗華道家の家の跡継ぎ、桃(石原さとみ)は婚約者に裏切られ失意の中、地位も名誉も金も美貌もない、穏やかな人柄と包容力だけが取り柄の自転車屋と出会い、恋に落ちるが・・・

これもかなり酷評されている模様

何がやりたいのかまったく分からない。意味不明、理解不能というような感想もあるようです。

ただ、私は、「まったく分からない」という事まではない、むしろ、「何がやりたいのかは分かる、けど・・・」という感じで。

「何がやりたいのか分からない」とまで言うのは、さすがにちょっと理解力が足りないのではないかと思いますが(^^;)

ただ、やりたいことは分かるんだけど・・・登場人物の心理・性格が、ちょっと幼稚で、それをわざと描いているのだろうとは思うけれど、落とし所がどうなることやら・・・

脚本が、最後に、視聴者の予想を裏切るまさかの展開を見せるのか、予想通りの予定調和で終わるのか、ラスト次第でドラマの評価が変わるかも知れません。

この世界の片隅に

こうの史代の同名マンガが原作、先にアニメ版の映画が公開され大ヒット⇒実写ドラマ化という流れですが。

原作は私も大好きです。素晴らしい作品です。

原作に力があるので、面白いのは当然です、アニメ映画がヒットしたのも当然でしょう。

しかし、テレビドラマは失敗したかも?

キャストは素晴らしかった、主演の松本穂香が凄い!(・o・)

まだ若いのに、大女優の風格さえ・・・

ただし、何が失敗かというと・・・ドラマが暗すぎる・・・orz

扱っている題材が題材だけに(原爆投下前後の広島と呉市の話)

原作を描いているこうの史代さんは、暗い題材を暗くならないように描く、不思議な世界観が売りなのですが

その空気感が実写版ではまったく出ておらず、ひたすら暗い・・・重い・・・

大空襲や原爆の被害を、実写で直接描いてしまったら、どうやっても悲惨な絵面にしかなりませんからね・・・よほどはっきり映さないような特殊な撮り方でもすれば別なんでしょうが・・・

あまりに重く、見るのが辛くなってしまう・・・

多分、ドラマ版の脚本家か演出家か分かりませんが、こうの史代作品の良さを理解できていないのかも知れませんねぇ・・・┐(´д`)┌

戦後GHQの洗脳に由る自虐史観に毒されているように見える箇所も散見されますし、その戦争批判感がさらにドラマを重くしている気がします。

作品に力があるし、キャストも良いので、良いドラマにはなるとは思いますが・・・

こうの作品の良さがまったく現れていない重い作品になってしまったのが残念ですねぇ・・・┐(´д`)┌

絶対零度

★絶対零度シリーズのシーズン3

まだ起きていない未来の犯罪を予測し、それを未然に防止するという画期的な部署に集められた、各部署で厄介払いされたトラブルメーカーたちが集められた

ストーリーは未来の犯罪を予測するコンピューターシステムという、ありがちなプロットで、あまり期待していなかったのですが、意外と人情話のストーリー展開でなかなか良い。

沢村一樹が、初めて二枚目として活躍できるドラマかも?(^^;)
なかなか良いです。

本田翼は相変わらず可愛い(アクションにも挑戦している)

やや、インパクトは弱いですが、意外と良い作品だと思います。

義母と娘のブルース

個人的に、あまり綾瀬はるかが好きではないのですよねぇ、正直。

綾瀬はるかの出ているドラマで、良いと思ったことがない。(ドラマ自体は良い作品が多いのですが、綾瀬じゃない別のキャスティングだったらと思ってしまう。)

でも、今回はなかなか良い、綾瀬はるかのドラマで史上一番良いかも?

綾瀬自身が大分角が取れて良くなってきているのもありますが、イマイチな部分も変わらずあります。

しかし、プロットと脇役に救われて、ドラマ自体はすごく良いものになっていると思います。

佐藤健はやっぱり上手い!竹野内豊もすごく良い味を出していたし、娘役の横溝菜帆ちゃん(子供時代)も好演していたし、成長した役の上白石萌歌も可愛い。

ストーリー自体も明るめで、ハッピーな雰囲気なので、暗い作品が多い今季のドラマの中では安心して見られます。

サバイバル・ウェディング

伊勢谷友介が意外と良い、見直した。

ストーリー的には、最初は伊勢谷演じる宇佐美編集長の変人さと勢いでインパクトがあったが、中盤はずっと同じトーンの展開が続き、中だるみ感も。

王子様役(笑)の吉沢亮は、注目の美形俳優だけあって、存在感を出している。

波留の良さがあまり出ていないかも。

高橋メアリージュンは、「隣の家族は青く見える」での好演が評価されての抜擢か?
あまり良さが出ていない感じがしたが、中盤で編集長代理を任され、また不倫問題も噴出して、本領発揮という感じ。

あとは、王子様(かあるいは元婚約者?)と無事ゴールインできるのか?

まぁ面白いけれど、名作というほどの作品にはなりそうもなし。。。

探偵が早すぎる

ストーリーは意外と面白い、というか、滝藤賢一の変人探偵の演技が癖になってくる。

滝藤賢一は見ていて全然不快感がなく、毎回パターン化された一話完結の展開で、安心して見ていられる。

広瀬アリスの変顔が多すぎて、広瀬の良さはあまり出ていないかも。。。

敵役のボス・大陀羅朱鳥役に片平なぎさが出ている。(赤い霊柩車以外で見るのは珍しい気が・・・^^;)

大陀羅朱鳥の娘、麻百合役の結城モエが、意外と顔ができてきていて可愛い。これから活躍するかも?

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