『立面図』とは、どっち側から見た図なのか?
建設業でビルの図面などを見る時、『立面図』というのがあります
ビルの外観を外から見た時の図ですね
南立面図とか東立面図とか。
で、これ、どっち側の面を書いた図面なのか???ということが、建設業の現場で時々問題になります(笑)
例えば、「南立面図」と言った時、建物の南面を描いたものなのか、北面を描いたものなのか?という話
建物の南面=つまり建物の中から見た時に南側になる面を描いてあるのか
あるいは、建物の外に立って、南の方角を見た時(つまり建物の北側に立っている)面を描いたものなのか???
本来であれば、きちんとルールに則って決まった面でなければいけないはずなんですが。
いや、多分、ルールはちゃんと決まってるんだと思うのですが。。。。
たくさんの現場を見てきた自分の経験上の結論から言うと
決まってない!
です(笑)
いや、正しいルールを知ってる方からすると、何を馬鹿な事を、と言われると思いますが、実際そうなんですから仕方ない。
設計事務所出身の同僚にその話をしたら、「そんなはずはない!こっち向きだ!」(どっちだったか忘れましたが)と言い張られたのですが、実際に、その時見ていた二種類のビルの図面が、やっぱりそれぞれ違った表記になっておりまして・・・(笑)
私は設計の勉強をした人間ではありませんので、正しいルールは知りませんが、経験上は、現場によりビルにより、どっち面を指しているかはほんとに様々でしたので・・・
正しいルールがあるのかも知れませんが、ならば、それを知らないで描いている人が設計士さんにも多いという事ですね。
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