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[心霊現象のメカニズム] 幽体離脱

霊魂学(古神道)
幽体離脱とは、言うまでもなく、肉体と幽体が分離する現象です。

肉体と幽体は、通常(健康な状態)では、間気という接着剤で接着されています。

接着されていれば、幽体が肉体から出る事は当然できません。

何らかの理由で不健康な状態になっており、この接着剤がなくなっていると、幽体を肉体の中に固定するものがなくなってしまうので、幽体は肉体とズレてしまいます。

頭部や手、足など、部分的に間気がなくなっていると、その部分だけ幽体と肉体がずれたりします。

部分的な幽体離脱というわけです。

完全に幽体が外に出るためには、全身の間気がなくなっている必要があります。

接着剤が完全になくなれば、幽体は肉体から簡単にズレます。外にも出てしまいます。

肉体と幽体が離れれば死と言う事になりますが、幽体がちょっと出ただけで即、死というわけではありません。

間気がなくなって幽体と肉体が離れても、肉体と幽体を結ぶ線のようなものが繋がっており、これが切れた時、死となります。

この線は繊細で切れやすいので、幽体が肉体に戻ろうとしたときに、何らかの障害があって戻れないと切れてしまったりします。

つまり、死にます。

※この線は、簡単には切れない強靭なものだとの主張もあるようです。私は実際には、ちょっと霊魂が抵抗しただけで切れてしまうと聞いた事がありますが。実際にどうなのか?分かりませんが。
もし切れてしまった人が居ても、「切れちゃったよ」とは死んだ人は証言してくれないので分かりませんね。

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