Windowsでは「Windowsキー+L」で画面(PC)をロックできますね。
スクリーンセイバーで「再開時にログオン画面に戻る」にチェックが入っていると、スクリーンセイバー起動後に再度パソコンを使うときにはロック画面が表示されます。
(※Windowでは「7」までは「ログオン」「ログオフ」が使われていたのが、「8」から「サインイン」「サインアウト」に変更になりました。Microsoftアカウントの導入のためなのでしょうね。でも、スクリーンセイバーの設定だけは「ログオン」と書いてある(笑)古い表記が残ったままになっているのでしょうね。)
ところが、Windows10では、パソコンが起動したとき最初にサインインする時の画面と、サインイン済みでロックされている状態の画面がまったく同じで、識別がつきません。
Windows8までは、ロック画面では「ロックされています」という表示があるので分かるのですが。
離席する際にロックをかけて、戻った時に、ロック解除なのかサインインなのか分からなくて困るときがあります。
何が困るのか?というと、電源を切る時に、暗号化ドライブのマウントを解除するために、必ずサインアウトしてから電源を切る手順になっているのですが。
※暗号化ドライブがマウントされたままサインアウトすると、次にサインインした時に暗号化ドライブがマウントされ復号化された状態になってしまう事があるのです。それでは暗号化してある意味がない。Windowsの新しい高速シャットダウン機能のせいらしいのですが、回避方法の設定を行っても、マウントされたままになっている事があって、危険なので必ずサインアウトしてから(暗号化ドライブをアンマウントしてから)電源を切るような手順なら、確実ということになりました。
ところが、Windows10のロック画面・・・電源を切ろうとしてサインアウトをして、ちょっと身支度のために席を離れ、戻ってきた時に、ロック状態なのか、サインイン待ち状態なのか分からず・・・
結局仕方なく、もう一度パスワードを入れてみたら、サインインだった・・・ということがしばしば。
サインインにも多少なりとも時間が掛かりますので、ちょっとイラッとしますね。
そこで調べてみたら、ロック画面とサインインの画面の背景を変えられるらしいことが分かりました。
設定(Windowsキー+I)
↓
個人用設定
↓
ロック画面
にある、「サインイン画面にロック画面の背景画像を表示する」をオフにすればOK
こうすると、サインインの時は、背景画像なしの単色の画面になります。
残念ながら、サインイン画面に別の画像を表示することはできない模様
これでとりあえず、見分けはつくかな?
と喜んでみたのも束の間・・・
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やってみたら・・・ダメじゃんorz
ロック画面?(画像飲みが表示されている状態)とサインイン画面(パスワード入力ダイアログが出ている画面)は確かに違う状態になりました。サインインの画面では単色になりましたが、サインイン前でも、サインイン後にロックした場合も、やっぱりどちらもまったく同じ状態だった
それじゃぁ見分けつかないじゃん・・・orz
違うんだぁ、そういう意味じゃないんだぁ・・・
というわけで、残念ながら、今の所、判別するほうほうは見つかりません
これ、Microsoftが見分けさせない、というポリシーなんでしょうね、多分・・・
皆で苦情を言い続ければ、バージョンアップ時に改善されるかもしれませんが、これで困る人はあまり多くなさそうなので、無理かなぁ・・・
余談ですが、ログインとログオンという二種類の言い方がありますが、英語の文法的に、「イン」の場合は「アウト」、「オン」の場合は「オフ」が対になるのだそうで。
つまり、ログイン←→ログアウト ログオン←→ログオフ となるわけですね。
つまり、サインインの場合はサインアウトとなるわけですね。
もし、サインオンと書いた場合は(あまり見ない表記ですが)、サインオフとなるわけですね。
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