イタリアの古楽器で「ヴィオラ・ダ・ガンバ」というのがあるそうです。 <<ヴィオラ・ダ・ガンバの画像>> あれ、チェロにも昔はフレットがついてたん?! と思ったら。 外観からしてチェロの原型かと思いきや、別の系統だそうで。→[Wikipedia] これ、気になったのは、どうやら、フレットはガットを指板に縛りつけてあるだけなんだそうで! 他にも、インドのシタールなどもフレットが紐で縛ってあるだけだそうで、調べてみたら古い楽器にはそういうタイプも結構多いみたい。 なるほど、これは簡単でいいかも・・・? というわけで、やってみました -----
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三線の棹(ネック)に楊枝を輪ゴムで留めただけ(笑) 堅めの紐で縛っても良いかも? 適当な紐がなく、ネックに跡が付くのも嫌だったので、ガットや針金はやめました。 意外にも、これで全然普通に弾けます、きれいに鳴る。 (※歌口(ナット)が低く調整されていると1フレット目に接触してしまうかも知れません、その場合は、歌口の部分にも楊枝を差し込んで弦高を上げてしまえばOK。) フレットレスでは抑える指の位置が結構シビアなのに、フレットは割と適当な位置でもあまり気にならないもんなんですね(笑) ネックに沿って滑らすようにポジション移動すると引っかかってズレてしまいますが(笑) フレットがついた状態の三線の音を確かめてみたい人は、お手軽なので試してみては? ☆これはウッド三線ですが、普通の三線に試してみると、なんか、バンジョーっぽい音になるような気が・・・ そういえば構造はよく似てるかも? してみると、フレットレスであることが三線の音の要素のひとつとしては大きいのが分かりますね。 ※フレットがあっても、フレットの真上を抑えるようにすれば、従来の三線っぽい音も出せるようです(ギターでいうミュート奏法ですね)ので、思い切ってフレット打ってしまうか?(笑) ⇒ 三線に簡単にフレットを取り付ける方法 Ver.2
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