以前書いた記事で紹介しました、カコヨスな笛について、いい加減ちゃんと記事を書かないと(笑) 動画はこれです、是非聴いてください
(https://www.youtube.com/watch?v=RAaPiJMC6IQ)
インディアンフルート、ネイティブアメリカンフルートとも言うようですね(ネイティブアメリカン=インディアンですね) フルートと呼んでいますが、縦笛です。どちらかというと尺八に近い? 特徴は、とにかく『簡単』であること、ではないでしょうか。 誰でも吹けば音が鳴る! 当たり前では?と思う人も居るかも知れませんが、尺八や横笛を吹いた事がある人なら分かると思います。もともと笛というのはただの筒に息を”うまく”吹き込んで音を出すもので、尺八などは音を出すまでに3年かかるなんて言われる世界ですよね。 横笛の中でもかなり進化した部類のはずの、西洋楽器のフルートでさえ、吹いた事のない人がいきなり吹いても簡単には音がでないと思います。 笛と言うのは縦でも横でも、吹き口はただの穴で、そこに適切な角度と風量で空気を吹き込む事で音が出るわけですが、これが実に難しい。 でも、学校の教材になっているリコーダーは簡単に音が出ましたよね? あれは、適切な角度になるように空気の通り道を限定してあるのです。 同じように、インディアンフルートも空気の流路が適切な角度になるように作られています。 ※横についている鳥のようなパーツの位置を適切に調整することで、音が綺麗に出るわけです。 そしてもう一つ、チャンバー(空気槽)が吹き込み口についていてい、そこで空気が一度貯められてから緩やかに送り出されるので、安定して音が出るようになっています。 シンプルですが、実に合理的な構造です。 リコーダーは簡単に音を出すことを合理的に追及し過ぎたせいなのか、単調な無機質な音しか出ないような印象があります。インディアンフルートは、簡単に音が音が出るのに、尺八のような空気の乱れるニュアンスも残るというか。味があります。 それから、もうひとつの簡単ポイント 音階がマイナー調の5音音階になっていて、適当に吹いてもそれなりにカッコよく聞こえるように吹けるのです。 マイナーペンタトニックというのがポイントですね。そう、ブルースです。(メジャーペンタだと民謡・童謡になってしまう) キー(調)固定で、しかも5音固定、音域も1オクターブしかないという制約だらけですが、その制約があるからこそ、簡単に音を楽しむことができる。 心地良いので、これでもういいかと(笑) 自分の音楽に対する考え方・価値観を大きく変えた楽器の一つとなりました。 #インディアンフルートの欠点としてひとつだけ挙げられるのは、長時間の演奏ができないこと、があります。 中に水分が溜まって、吹き口のところがふさがれてしまうためです。(⇒これは唾液というより温度・湿度があがったための結露のようですが、音が鳴らなくなる前にマメにふき取ってあげれば何の問題もありませんが。)
上に既に写真が出ていますが、ポケットフルートを購入 High Spirits Flutes 605 ネイティブアメリカンフルート (ポケットフルート/G) (AMAZON)High Spirits Flutes 601 【ネイティブアメリカンフルート】※ポケットフルート 本当は上記動画の曲が吹けるように同じフルートが欲しかったのですが 変わった楽器・珍しい楽器の販売 ・・・・売り切れ...orz そして、製造元廃業のため、もう手に入らないようです。。。(ノД`)
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