「人間はみんなどこかおかしい」 と寺山修司が言ったとかいう話をどこかで聞いた。 なるほど、そうかもしれない、と歳をとるほどに思う。。。
人間は、誰しも、みんな自分が真ん中だと思っている。 少なくとも、大勢いる中で、真ん中のほうに近い位置にいると。 しかし、実は、真ん中の人なんて一人も居ないのだと思う。 すべての人がまんべんなく散らばってて、みんな違ってて。 だれも真ん中の人間など居ない。
価値観を並べた地球儀があるとしたら、自分を中心に見れば他が脇に追いやられるだけのこと。 自分は真ん中、自分は「正常」と思っていても、地球儀をくるりと回してしまえば、端に追いやられるだけなのだ。 地球儀の中でも、多く集まっているところとまばらな場所とがあるかもしれないが。 それも、地球儀を回してしまえば、集中しているところが端になるだけ。 「変わった人」が一部に集まっているだけで、それが正常なわけでも真ん中なわけでもないのだ。
仮に、変態的な趣味を持っている人が居たとして、実は、よくよく調べてみたら、そのような変態趣味を持っている人は大勢居た事が分かったとしても。 どんなに大勢いようと変態趣味は変態趣味だろう(笑) 世の中、みんなどこかおかしい。 何が正常化など誰も分からないのだから、誰でもおかしいのは当たり前か。 しかし、自分は正常だと思っている人ほど、気をつけたほうが良いだろうとは思う。 人間、自分が狂っていても、自分中心に見ればそれが真ん中だと思ってしまうものなのだから。。。 客観的に見れば、誰でもみんな、どこかおかしいのだ。
・・・ところで、寺山修司って誰?(笑) 名前に聞き覚えはあるが、よく知らない。 舞台演出家かなんか?というおぼろげなイメージがあるかな。 そういうのに詳しい人に尋ねてみたら 「書を捨て街に出よう」と言った人だって。 かなり、エログロ系の芸術家だとの話・・・ へぇ。。。
OK Google、寺山修司って誰? ⇒寺山修司@Wikipedia
寺山 修司 (てらやま しゅうじ) 1935年(昭和10年) 12月10日 - 1983年(昭和58年5月4日) は日本の歌人、劇作家。演劇実験室「天井桟敷」主宰。 「言葉の錬金術師」「アングラ演劇四天王のひとり」「昭和の啄木」などの異名をとり、上記の他にもマルチに活動、膨大な量の文芸作品を発表した。競馬への造詣も深く、競走馬の馬主になるほどであった。メディアの寵児的存在で、新聞や雑誌などの紙面を賑わすさまざまな活動を行なった。
寺山 修司 (てらやま しゅうじ) 出生 1935年12月10日 青森県弘前市 死没 1983年5月4日(享年47) 東京都杉並区 職業 歌人、劇作家、詩人、俳人、映画監督、脚本家、作詞家、評論家 国籍 日本 最終学歴 早稲田大学教育学部国文学科(現・国語国文学科)中退 活動期間 1956年 - 1983年 ジャンル 短歌、戯曲、俳句、詩、作詞、映画、脚本、評論 代表作 『われに五月を』『田園に死す』 デビュー作 『われに五月を』 配偶者 九條今日子(1963年 - 1970年)
⇒ 寺山修司の本
⇒ 寺山修司公式サイト
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