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ニュアンスを変えて悪意を込める人に注意

生き方・人生・人間関係
以前努めていたとある小さな会社に居た、不思議な人物?

取締役Aさんの話の続編(笑)

※前回までのあらすじ途中入社で入った会社で出会った女性の取締役。この人物は女性の事務員を統括するような立場だった。下世話なゴシップ大好き、「女子会」大好きで、また古風な?男尊女卑的な考え方を持っており、「女子事務員は始業30分前に出社して事務所を掃除」を強要するような人物だった。(女子のみ、もちろん無給)
いやぁ、そのAさんには、色々と勉強させて頂きました(笑) 結構衝撃的だったのは、女性の人間関係───今風に言うと「マウンティング」ですね───においては、「肩書」及び「仕事の実力」は、どうやら関係ないという事が観察していて分かった事ですね。 男性の社会の場合、肩書はとても大きいものですし、また仕事ができる事=人間関係にも大きな影響があるのが普通です。 が、女性同士の場合、それはあまり関係なくて、説明が難しいのですが、コミュニケーション能力や要領の良さ、駆け引きの上手さなど、女性同士特有の"女子力"のようなものと言えばいいのか?とにかく仕事とは関係ない尺度で優劣が決まるようなのです。 仕事がすごくできる娘が、気が弱いせいでマウンティングランキングがとても低いポジションに居たり、仕事ができないのに声がでかい、態度がデカイだけでランキング上位に居たり。 それまで、ほぼ男性しか居ないような職場でしか働いたことがなかったので、女性の多くいる会社の人間関係というのは知らない事が多くて、驚かされました。 女性社会というのは、常にマウンティングランキングのバトルがある世界で、平等ということはあまりないようなのですね。年齢や立場が下でも、急にタメ口で話したり、子供あやすような話し方で接したり、人を無視して見下した態度をしたり。あの手この手でマウンティングバトルが繰り広げられ、それは大変だなぁと思いました。 あくまで女性同士の話、男性の自分はほぼ関わりはなく、あくまで傍観者でしたが(笑)

本題はここからなんですが(笑)

次の驚かされたのは、この取締役A、ゴシップ大好きな人物で、噂話を常に流してくれるですが、なにせ話が何一つ正確なに伝わらない(笑)

取締役だけあって、決して嘘をついたりはしないのです。

嘘はついていないのですが、ニュアンスを悪意を含めるように変化させる。

例えるならば、英語で「YOU」と言った時、それを「あなた方」と訳すか「お前ら」と訳すかで、印象は180°違ってしまいますよね。

全てがそういう感じで印象が歪められて伝えられていくのです。

これには参りましたね。

例えば、ある休日出勤した日、自分と、ある中年の女性社員と二人だけしか居なかったのですが。

そのオバサマが、ここぞとばかり、仕事の愚痴を延々語ってくれまして。

私は、仕事の手を止めてまでその話を親身に聞いてあげて、アドバイスまでしてあげたのですが。

しかし、そのオバサマ、実は取締役のAさんと大の仲良しだったのです。(プライベートでの古い友人だったようで。)

翌日、Aさんが、「"私"が休日出勤の時に、そのオバサマにダメ出しした。(=イジメた)」という噂が広まっていました。

(それも朝一から広範囲に広まっていて、一体どうやったんだ???と言う感じ・・・)

毎度毎度、必ずそういう感じで、嘘はついていないのですが、いちいちニュアンスを悪意のあるように(本人的には面白おかしく?)改変して、噂話にして広めていく。

それが分かってからは、そのAさんと仲がよい女子社員の一派とは極力関わらないように注意しましたが。

世の中には、そうやって「嘘は付いていないが、ニュアンスを変化させて伝える」という人間が居るというのをその時初めて知りました。。。

そういう嘘のつきかたをする人間もいる。

そんな嘘に振り回されないよう、みなさんもご注意を・・・

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