｢生きてるだけで幸せ？｣ 能天気なひと言を蹴散らす漫画に、考えさせられる
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｢ぷっ｣と吹いてしまいました。こういう女性、多いですよね、実際、私の周りにも・・・
｢私にはもっと別の理想があるの！その理想と今の自分を比べて不幸だって嘆いているのよ！｣
何か、ベクトルが間違っとる・・・ｗ
理想と自分の乖離を認め、理想に近づくべく前向に努力するなら素晴らしいことなんですけどね。
自分の夢想する幸せと比べて己が身の不幸を嘆くのは、なにかちょっとニュアンスが違ってきてしまう・・・
それって、自分の結婚相手には異様に高いステータスを求めておいて｢そんな好条件に自分が見合っているか？｣は一切考えない婚活女と同じじゃないかと思いました。
｢足ることを知る事が幸せへの道｣と行った哲学者が居たそうですが。
そもそも、人間というのは、比較対象がないと刺激を感じられないという機能的特性を持っているような気がするのです。
それが人間の不幸の原因なのではないかと。
⇒ 人は比較対象がないと違いを感じられない
人は、何かと差異を見いだせないと幸せになれない。
みんなが完全に同じ、完全平等だと、それは不幸の最たるものであると感じる人は多いようです。
｢私はそれだけじゃ幸せって思えない！｣
だとしたら、人間の世界に差別なんてなくならないでしょう。
｢足ることを知る｣
本当に人間にそれができるのでしょうか・・・
不足を知れば、足る事の有り難さを知る事ができますが、あって当たり前の空気になってしまえば、感謝は感じなくなるのが普通の人間ですから・・・
だとしたら、より下を比較対象にする、というアドバイスはあながち間違いではないと言えるかも。
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