テレビで有名になった某霊能力者の方が、「鎮魂法」を解説しているようだ。 曰く 『幽体と肉体のつなぎ目がしっかり合わさる』 と。。。 うーん、惜しい、当たらずも遠からずというか・・・ この方、結構古神道(霊魂学)についても勉強しているだが、具体的解説がない鎮魂法については、この程度の解説しかできなかったのか。あるいは、一般の人に分かりやすく説明しただけかもしれないが。 ※人間は、物質の肉体と重ねて、霊的な身体である幽体という身体を持っている。そして、肉体と幽体を結びつけているのが『間気』である。 (幽体が抜けて肉体だけになってしまったら、それはただの死体だろう。) 肉体の健康を気にするならば、肉体を鍛えるならば、物質の肉体だけでなく、幽体のケアと鍛錬も考えるべきなのである。 鎮魂法は、霊的な身体を鍛え成長させる技法であり、ある意味、人間に最も大切な技法であるとも言える。
霊魂学における鎮魂法は一つではなく、段階がある。 その最初の段階は、肉体と重なっている幽体を成長させる。 それを進むと、さらに上の段階がある。 幽体の、もうひとつ上の次元の身体として、「霊体」というものを人間は持っている。 この霊体を鍛え、成長させるのが、次の段階の鎮魂法である。 鎮魂法には、さらに上級の段階がその先にはある。 が、厳しい環境の中で生きる現代人にとっては、何より先ず、初級の鎮魂法。幽体を鍛え、健康にし、成長させる事が重要であろう。 よりよく生きるため、霊体の成長も必要であるが、それより先の鎮魂法───次の段階は人間の『本体』を成長させる技法であるが、それ以上は高度すぎて、初級者にはあまり関係がないと言えるかも知れないが、人間の生きる意味は、霊的な成長を目指す事であるとも言える。可能であるならば、いつかはより上の段階を目指したいものである。 修行の道は、上を見れば際限がない。 人は、ひたすら進化成長できる。