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独善的ブルース基礎講座4

エレキギター
ブルースとは何か?

ずばり、ブルーノートを使う事だ。

と言い切ってしまうと、ちょっと無理やりすぎて語弊がありましょうが(笑)

ブルースだけではなくジャズなどにもブルーノートを使われていますので、まぁそれらをひっくるめて、ブルースっぽい感じ、には、ブルーノートは欠かせないものでしょう。

では、ブルーノートって何か?

簡単に分かりやすく言うと、たとえばドミソと言う明るい和音の中に、不協和音のミ♭を混ぜると・・・何とも言えない不思議な "けだるい" 雰囲気が生まれる。それがブルーノートです。

ドレミファソラシドなら、ミ♭・ソ♭・シ♭がブルーノートになります。

前の記事の五音音階で、ミ♭とシ♭が出てきたのはそういうわけだったのですね。

ポイントは、メジャーキーであることなんじゃないかと思います。

マイナーキーにしてしまうと、ブルーノートは「ソ♭」ひとつだけになってしまいます。先程ブルーノートだと紹介した「ミ♭」「ソ♭」「シ♭」のうち「ミ♭」と「シ♭」は最初からスケールの構成音に組み込まれてしまっていますね。

キー自体が暗いマイナーな調なので、そこにブルーノートを入れてしまうと、オドロオドロシイ暗い雰囲気になってしまいます。

そういうのが好きと言う人もいるでしょうが、やはり「ブルース」は明るく悲哀を歌うのが良いのかな~と思います(笑)

名曲と言われる曲を聞いてみると、明るい中にけだるさとか悲しさを歌いこんだものが多いような気がします。

本当は悲しいのに、それを明るく歌ってしまうところに、人生の哀愁を感じるのかも知れませんね。。。

どちらにしても、「ソ♭」は結構、強烈にブルージーな印象が強まります。使いすぎにご注意を(笑)

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