こう書いたほうが分かりやすいですかね
この場合、R1とR2が同じ抵抗値であった場合、取り出される電圧V1は、電源電圧Vのちょうど半分となります。
このような回路を分圧回路と言います。
取り出される電圧の大きさは、R1とR2の比率によって決まります。
計算式は
Vout = Vin × | R2 |
──────── | |
R1+R2 |
要するに2つの抵抗の比率で決まるわけですね。
☆R1が大きい(R2が小さい)ほど電圧が低く、R1が小さい(R2が大きい)ほど電圧が高くなる
R1大>R2小 | ←────────→ | R1小<R2大 |
取り出す電圧が低い | 取り出す電圧が高い |
電源が10ボルトとした場合、2つの抵抗の比率R1:R2が7対3なら電圧は3Vに、3対7なら7Vになるわけです。
※下流側の抵抗値が大きくなるほど取り出す電圧が大きくなる(上流側の抵抗が小さいほど流れる電圧が大きくなる)わけですね。
この回路の不思議なところは、抵抗の大きさがどうであれ、その比率で電圧が決まるというところ・・・
抵抗が同じ値なら半分の電圧になると書きましたが、抵抗値が5Ωであっても500Kオームであっても、電圧は同じく50%になるのですね。
(※抵抗値は大きいほど流れる電流の量が小さくなる言う事ですね)
分圧回路(2)につづく
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