私は、運動は不得意ではありませんでしたが、あまり球技が得意ではありませんでした。 どちらかというと、自分の身体を動かすこと、自分の身体と相手の身体との関係性の競技は得意でしたが・・・つまり、武道や格闘技、器械体操など。 得意でなかったのは、やったことがまったくなかった、というか、興味がまったくなかった、からなんだろうと思います。 ある程度興味があることなら、それなりに、なんとなくでも知識や感覚が入ってきてるものだろうと思うのですが、自分は幼い頃からスポーツは格闘技にしか興味がありませんでしたので(笑) おかげで格闘技のセンスは人より多めに培われて居たのだろうと思いますが、球技に関してはそれが皆無、まったくの白紙状態で。 なんの経験も情報も予備知識もなく白紙状態で始めると、普通の人よりスタートラインがかなり後方に下がってしまうように思います。 中学の時に、自分のやりたい格闘技の部活がなかったので、友人が入っていたとある球技の部活に入部しました。 結構必死で一年間取り組んだのですが・・・痕から入ってきた後輩に、3ヶ月で抜かれてしまい、こりゃぁ才能がないんだなぁと思い、あきらめました。 今にして思うと、スタートラインが違っただけで、頑張ればいずれ追いつき追い越す事はできたのかも知れませんが・・・別に好きでやってた球技でもなかったので、その後何年も取り組み続けるほどの情熱もなく(笑) まぁ、好きか嫌いかはともかく、やるからには、なんでもそれなりに一生懸命取り組んだので、色々と研究して、分かった事があります。 球技のコツの一つ、だと思うのですが、それは・・・ それは、バウンドするボールには打点が三種類あって、それぞれ三種類の打ち方(取り方)をしなければ行けないということ。 これが分かってからは球技もそれなりにこなせるようになりました。 その三種類とは ボールがバウンドするとき、 (1)地面にあたって跳ね返った直後から上昇してくる間 (2)バウンドの頂点(上昇が終わって下降し始める瞬間) (3)ピークを通貨した後の落下途中 特に、(1)のタイミングではボールの勢いがそのまま生きていますので、意外と予想外の挙動をしますが、ここで扱うことができるようになると、色々と、有利に働きます。 理想は(2)の位置などとよく言われます。扱いやすいのは(3)の位置です、ここではボールの勢いがほぼ死んでいます。しかし、ぐっと引きつけて落ちてくるのを待つ必要があります。 自分の位置にボールが来た時にうまく(2)や(3)のタイミングなら良いのですが、(1)のタイミングで来てしまうと、うまく扱えない事が多いように思います。 これは、ボールがバウンドする競技なら、あらゆる種目に共通していると思います。 テニスや卓球はもろにバウンドしてから打つ競技ですが、たとえば野球だって、バウンドするボールをキャッチする瞬間がありますしね。サッカーなどでもバウンドするボールをトラップする瞬間やボレーシュートの瞬間があるでしょうし、バレーボールだって、トスで上がってきたボールをどこで打つか?みたいな話があると思うので。 まぁその競技を専門的にやっている人には釈迦に説法という話ですが(笑) 一般の方は、たまに球技に触れる機会があったときなどに、覚えておくと役に立つ事もあるかと思います。(^^;)
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