白熱球も生産中止となり、また照明器具もLED製品ばかりなのが当たり前になったようで。蛍光灯もどんどん縮小されていき・・・
これから生まれる子達は、「白熱球ってなに?」「蛍光灯って何?」と言うことになるのかも?
「白熱球」「蛍光灯」も、子供たちは歴史の遺物として教科書で知るだけ、と言う世代が意外とはやく来るのかも知れません。
電球を発明した人、あなたの時代は結構長かったけど、とうとう終わったんだねぇ・・・
って、電球発明した人って誰だっけ?と思い、検索してみたら、発明王エジソンについて、面白い事が分かった、の巻
電球を発明したのは、エジソンと誤解される事がありますが実はエジソンではなく、ジョセフ・スワンと言う人物だそうで。エジソンは、スワンの発明した電球を実用化し売り出し成功した実業家、と言う事のようですね。
エジソンについて言われる事についても、結構誤解があるようです。
「発明は1%の閃きと99%の努力」という言葉が有名な事もあって、エジソンは努力の人だったというイメージがありますが・・・・実際の人物は、どうも、なんか違うような?
エジソンはもともと、学校の成績は悪く、落ちこぼれであったそうで。それでも努力して発明家になった、と言われますが、そうではなく、学校を卒業して就職したものの、仕事がまったくできない役立たずの社員だったようで、結局クビになってしまう。どこも雇ってくれないので、仕方なく自分で会社を設立した、というのが真相だとか?
エジソンは商品の開発より、どちらかというと「宣伝」に長けた人物だったそうで、電球も
「これからは電球の時代がくる」
と一大キャンペーンを張り、成功を収めた。
つまりエジソンは、電球という発明を製品化して商売に成功したビジネスマン、と言う事?
他にも、交流の電気を発明したテスラに嫌がらせ・妨害工作をしたという話もあるそうで。
※テスラはエジソンの会社の社員だったが、エジソンはテスラの交流の発明が気に入らずテスラを嫌い、結局犬猿の仲となりテスラは独立。エジソンは嫌がらせに処刑用の電気椅子を発明しそれにテスラの交流を使用、テスラの交流は危険だというネガティブキャンペーンまでした。
(※電気椅子の発明はエジソンだったのですね。)
しかしその努力も虚しく、ナイアガラに水力発電所が設立され、エジソンの推していた直流の時代は終わりを迎える事となった、と。
(このナイアガラの発電所もエジソンが建設したと書かれている文献もあるようですが間違いですね。)
エジソンは、宣伝には長けていた部分があったけれど、自分のオリジナルの発明はあまりしていない・・・?
エジソンが自分で発明したものって何かと調べてみたら・・・
エジソンの三大発明品と言われるのは
「蓄音機」
「電球」
「動画撮影機」
だそうですが、電球は前述の通り「実用化した」だけ(それも十分凄いのですが)、「動画撮影機」も、発明はエジソンの会社の社員ウィリアム・ディックソンという人物らしい。
つまり、厳密に言うと、エジソンが自分で発明したのは、最初のエジソンの発明品として有名な「蓄音機」だけのようですね。
蓄音機の発明で名声を得、エジソンは科学者を集めて発明家集団のような会社を設立した。そのことで、「発明家」と言うステータスを世間に浸透させたがことは大きな功績であった。
しかし、エジソンはその会社の経営者であって、発明は部下たちが行い、しかも部下の発明を妬んで妨害したという本末転倒な人物であった???(笑)
自分の会社で発明したものは自分の発明だ、と言う気持ちがエジソンにあったかなかったか定かではありません。
(この考え方───特許のあり方と会社の関係については賛否両論、色々な意見があるかも知れません。)
が、いずれにしても、「朴訥な技術者」のようなイメージだったエジソンの印象は、少し変わるかも知れませんね。
「発明王」として有名なエジソンですが、実は、生涯に渡って大量の発明を行った人物、というわけではなく、発明王としての名声を喧伝することが上手だった、というのが真相だったのかも知れませんね。。。
面白いなと思ったのは、当時は一日二食の習慣が普通だったのだそうですが、自社で開発したトースター(パンを焼く機械)を売るために
「朝食を食べよう」
というキャンペーンを張り、その結果、一日三食が定着したのだとか・・・
人類に最も影響を与えたエジソンの発明は、「朝食」だったのかも・・・(^_^;)
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