昔、学生時代に、一時期卓球部に所属していた事があるのですが。 体育館を4分割して、柔道部・剣道部・体操部・卓球部で分け合って使っていました。 そこで、剣道部の練習で、一斉に全員が打ち込み?を始める時があり。数十人の剣道部員が一斉に竹刀を強打し始める、その音はバチバチと蝉しぐれののように凄い音量になるのです。 そこで、卓球部で、ラリーを続けている時にその音がし始めた瞬間、空振りしてしまう事がよくありました。 卓球は(その他の競技もそうだと思いますが)、ボールがテーブルにぶつかる音、ラケットにぶつかる音も重要な情報なんですね。 その音の強弱で、どんなボールなのか、強いボールなのか弱いボールなのか判断しているのです。 しかしその音が聞こえなくなってしまった瞬間、情報が著しく欠落して、ボールを見失ってしまうのですね。 ず~っとうるさい中でやっていれば、慣れてそれでもプレイできるようになるわけですが、静かな中で音を聞きながらやっているところから、急に音がなくなると、突然バランス感覚を失って空間の位置が分からなくなることがある、そんな感じですね。 ということで、スポーツでは音も重要、と言う話でした。。。
卓球の話でもうひとつ・・・ ガングリップ型のラケットという特殊形状ラケットがお気に入りでした。 「ピストルグリップ」とか「ハンドソウ」とかも言われます。 YASAKAの製品名は「ハンドソウ」ですね YASAKA ハンドソウラケットC-H3P (HANDSAW RACKET C-H3P) なぜハンドソウというのかというと、ハンドソウとはつまりノコギリの事ですが、日本のノコギリではなく、海外のノコギリの事なんでしょうね。 日本のノコギリはこんなのですが、海外のはこういう感じのグリップですよね。 で、このハンドソウ型のラケットは、通常と何が違うかというと、強烈なスピンがかけられるのです。 レイトスターターだったため、先輩達からのカットを覚えたほうがいいとのアドバイスのもと、シェイクハンドでとにかく凄まじく力任せにボールを擦り付けるスタイルで、カットと分かっていてすらネットにひっかけてしまうほど強烈なスピンが得意技だったので(笑) さらにスピンがかけやすいというので惹かれました。 しかし、このヤサカのハンドソウラケットは、廃盤になってしまったようです。 残念 他には三維という、たぶん中国のメーカー?のしかないようです。 ⇒三維ピストルグリップ しかし、三維のは、ラケット面の位置が、通常のシェイクハンドに近いですね。ヤサカのハンドソウと普通のシェイクの中間くらい? それだとなんか違うかも・・・ ハンドソウは結構マニアが多いようで、自作している人とか、変わった形のラケットが結構あるようですね。 ⇒ハンドソウラケット まぁ、世界トップを競うようなレベルでこういう特殊形状のラケットを使っている人は見掛けないので、やはりキワモノなんでしょうか・・・(^^;)
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