死ぬなんて縁起でもない、前向きでないことを言うな、と言う意見もあるかもしれませんが。 あくまで前向きの死の準備と言う事も有ると思うのです。 病気などを抱えていて、いつ死ぬか分からない、死ぬかもしれない、と言う人の場合、準備をしておくことで、覚悟ができて、気持ちが楽になる。 準備・覚悟ができた事で、ストレスがなくなり、病気が良くなる可能性すら有ると思います(ストレスは万病のもとといいますしね) 誰でもいつか必ず死にます。 そして、それは突然訪れるかもしれない。 不慮の事故、突然の病。
二人に一人が癌にかかるという話もありますね。 ただこれは、ちょっと誇張された言い方だそうで、60歳未満の若い世代だけで見ると10人に一人となるらしいです。 しかし、逆に言えば、若い人でも10人に一人は癌になる、とは言えるわけですね。 また、60歳以上では、高齢になるほど「二人に一人」の確率に近づいていくそうです。(つまり、老いて死ぬ人の直接の原因はガンが50%ということですね。) 既に60を過ぎている人は、準備はしておく必要があると思います。
最近は、「癌で死ぬ時代じゃなくなった」とも言います。 が、自分の周りで癌で死んでいく人を目の当たりにして、どうも、それもちょっと違うのかなぁと言う思いがあります。(やっぱり癌になったら死ぬ確率が極めて高い、死の病ですね。) 死ぬことがなくなったと言われるには「五年生存率」という基準がありまして。その確率は、確かに80%や90%なんていう癌も多いようです。(癌の種類にもよるようですが。) 癌になったからといって即死ぬ人はいなくなった、というのは、「五年生存率」で言えば本当のようです。 が、自分の周辺で癌になった人は、確かに五年は生き延びましたが、7年目8年目で亡くなってしまった方が多いのです・・・
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5年生き延びたらもう大丈夫、と言う意味ではないのですね・・・ まぁ5年もあれば死ぬ準備をする時間は十分に有るとは言えますので。準備は考えておく必要がありますね。
自分の場合は心臓を病んでしまったことで、死を強く意識するようになりました。 いや、結論から言えば、ラッキーな部分もあって、死ぬようなことはない、結果的には大したことはない状態で落ち着いたのですが。(薬を一生飲み続ける必要がありますが。) しかし、人間の身体は、どこか一箇所故障しただけで、簡単に死ぬんだなと実感させられましたね。(特に、心臓は一つしかないですよね、停まったら、数秒で意識を失い、数分後には帰らぬ人に・・・) そうこうしているうちに、自分の会社のまだ30代の若い社員が突然死してしまいまして・・・。(*_*。) (※事件性はなし、過労でもなく、おそらく自然な心臓発作だったとしか言いようがない・・・) 明け方、3時4時くらいに、交感神経と副交換神経が入れ替わる時間帯があるそうなのですが、そこで心臓発作(心室細動)が起きる事があるそうで。まだ若い学生でも朝冷たくなっていた、ということも結構あると聞きました。。。 若いからと言って油断しているとそういうこともあるわけですから、やはり準備はしておいたほうが良いでしょう。 私も、それまでは、いつか人間は死ぬと頭では分かっていたつもりだったのが、全然分かっていなかったのを思い知らされました。 死ぬのが怖いというわけではないですが、心の準備ができていませんでした。 いつか死ぬだろうけれど、もっとずっと、何十年も先の事だと思っていましたからね・・・。 とそんな経験があって、大したことはなかったとは言え、この先発作が起きればそこで人生が終わる可能性はある身となり。(※誰でも一緒です。むしろ薬を飲んでいる私より、他の人のほうが突然死の可能性は高いと言えるかもしれません。) とりあえず、死ぬ準備をしておこうと思うわけです。
よく、「道半ばで倒れた」なんて言いますが。 よく考えたら、キレイに区切りがついたところで終わる事ができる人など、ほとんどいませんよね。 死ぬ準備と言っても、いつ死ぬか分からないわけですから。 つまり、はっきり言えば、人は、誰でも、必ず、何らかの「途中」で死ぬと言えます。 そういうものなんだと覚悟をして、準備しておく必要はあるかも知れません。。。
いざ、死ぬかも、となって、準備なんて大変だなぁと正直思いましたが・・・(笑) やってみると、意外と大した内容はなくて(^^;) まぁそこまでの結論に到達するまでが心の中の修羅場でしたが(笑) 準備項目として大きいのは (1)見られたくない私物の整理・廃棄 (2)パソコン内の見られたくないデータの削除・廃棄 (3)遺族へ残す各種情報・遺言 ですね まず(1)、ありていに言うと部屋の片付けですが・・・ まぁ、部屋の掃除は、あきらめましょう(笑) 全てを片付け、ピカピカに磨き上げて、と言うのは潔いですが、死期が確定しているならいざしらず、死ぬまでは生きた生活がありますので、常にその状態を維持するのは難しいと思います。 どうしてもキレイな状態を遺して見せたいという事が最優先の方でないなら、ここは開き直って掃除はあきらめましょう。(笑) そして、死んだ後見られたくない物を全部捨てる事に専念する(笑) 逆に言うと、見られても良いもの(見られたいもの)を残しておく。ということでもあります。見せたい・遺したいものは、発見されやすい場所に置いた方が良いでしょうね。 死んだ後、他の人(まぁ家族でしょうが)が見る事を常に考えて、捨てるモノ、残したいモノを仕分けしていきましょう。 (※年末の大掃除の時などはちょうど良い機会かも知れませんね。)
荷物の片付けの次は、(2)パソコン等のデータ よく、冗談?で「誰かが死んだ時は残った仲間がパソコンのHDDを破壊しよう」と友人の間で約束する、なんて話がありますが(笑) よくよく考えてみたら、HDDの中も、見られて困るものというのも、整理してみたら意外とないものでしたが・・・、しかし、やはり自分の使っているHDDの中というのは、極めてプライベート性の高い空間なわけで。 かといって、常に見られたくないデータを意識しながらデータ整理しておくというのは、自室の私物の整理以上に難しいのではないかと思います。 自分が死んだ時に、遺言を表示させると同時に、それを読ませている間にバックグラウンドで指定したファイルを削除するソフトなんてのもあるようです。 ⇒ 僕が死んだら こんなのもあるようです。 ⇒ HDDを暗号化、一定期間内にアクセスがない場合は自動消去してくれるHDDケース まぁ、自動消去まで考える必要はないように思います。 はっきり言って、HDDをすべて暗号化してしまえば解決ですね。データが残っていても開くことができないなら、ないのと同じですから。 暗号化してあれば、何が入っていても、見られて大丈夫なモノ/ダメなモノなど特に意識せず、普通に使っていて大丈夫ですからね。 無料で使える暗号化ソフト ⇒ VeraCrypt 私は暗号化した外付けHDDに全てのデータを入れて、その中だけで使用するようにしています。 ※パソコン本体にインストールが必要なソフトは絶対使わない。 ⇒ PortableAppsが便利 パソコンが壊れたときや、環境を移動するときにもHDD1台移動すれば済むだけなのでとても楽です。 ※2 暗号化のパスワードは簡単に破られない長いものにしておきましょう。もちろん 生年月日や電話番語など、簡単に類推されるようなパスワードはNG。 ※3 使わないときは暗号化ドライブのアンマウントを忘れずに(ログアウトするとアンマウントされるようにしておき、使わないときはログアウトするようにすればOK)
あとは、日記がある方は、全部捨てましょう。
どうしても日記をつけたいと言う人は、見られても大丈夫な内容だけ、書くようにしましょう。
※私も親戚の死後、残った日記を家族が読んで笑っていたのを見て、気をつけようと思いました・・・(ーдー;)
あとは、残された家族のための遺書、遺言書ですかね。
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遺言というか、残された家族の生活のための伝達事項を残しておきたい。 私は揉めるような遺産などありませんが、保険の証券の保管場所とか、これは売ればお金になるよ、とか、親類一同の連絡先一覧表とか、死んだ事を知らせて欲しい人の連絡先一覧とか、そういうのですね。 私は、サイフの中に上記の内容を書いた紙を入れてあります。死んだ後、ぜったい財布は確認すると思いますから(笑)
家の準備はだいたいその程度。
あとは、・・・食べたいものを食べておくとか、会いたい人に会っておくとか、ですかね。
ただ、自分が病気になってみて分かりましたが、身体の具合が悪い状態だと、食べ物が喉を通らないというか、美味しくないものですね・・・(´ェ`)
病気で本当に具合が悪くなると、もう食べても美味しくないかも知れませんので、元気なうちに食べておいたほうが良いかも知れません。。。
聞いた話によると、シチリアのマフィアは絶対にダイエットしないで好きなものを食べるのだとか。明日撃たれて死ぬかもしれないから・・・
SNS等の後処理も考えておいたほうが良いかも知れません。 FACEBOOKなどは追悼アカウントというのを設定できるようですね。死んだ後、遺族の方に死んだことを告知してもらったりできるようです。 私は死んだことは特に知らせず、生きているかのように、そのまま残しておきたいかなぁ・・・
さて、旅立つ準備ができたら、次は、死後の世界の勉強と準備は必要ないのか気になるところ・・・ 死後の世界はどんなところ・・・? ※ここから先は、興味ない人は流してOKな話になります。 色々な説がありますが、私が学んでいる霊魂学(古神道系)でもリアルに語られております。 霊魂学における死後の世界とは、どのようなところなのか・・・については、長くなったのでまた別の記事にて書きたいと思いますが(おい) まぁ、死後の世界がどんなところか、死ねば分かるさ迷わず逝けよ、てなもんですが。 しかし、生きている間にひとつだけ知っておいたほうが良いと思う事があります。 それは・・・ 霊魂学においては、生きている間に幽体を健康にしておかないと、死後の世界で苦労すると伝えられております。 人間は、物質の「肉体」と重ねて、「幽体」という物質ではない(幽質の)身体を持っています。死んだ後は肉体と幽体が離れ、死後の世界で幽体を使用して生きていくことになるわけです。 しかし、肉体で生きている間に、この幽体を著しく傷つけ弱らせてしまっていると、死後の世界での生活を、病弱な体、あるいは障害を持った体でスタートする事になってしまうわけです。 物質の人生も、生まれた環境によって既に公平でないスタートとなっているわけですが、死後もまた、苦しい世界からスタートする事になってしまうわけですね。 生きている間に、幽体の損傷を修復し、健康に、強く鍛え上げておけば、死後、健全なスタートを切る事ができるようです。 そのためには、幽体の修復と鍛錬のための修行法が古神道には伝わっております。 例えばごく簡単な呼吸法、これだけでも随分改善される人もあるようです。 信じるか信じないかはアナタ次第 m9(  ̄  ̄)
まぁ、できたら、みんな、霊的なトレーニングをすればよいのに、とは思いますが・・・・ 死後の世界についても、各種の宗教がそれぞれ異なる解説をしていると思いますので、どの宗教を信じるかは人それぞれ、アナタ次第 m9(  ̄  ̄) 宗教・オカルトに抵抗感のある人も多い時代ですので・・・信じないのもまた自由。 自分の選択が、後で間違っていたと分かったとしても、その結果は自分で受け入れるしかありません、責任は自分でしかとれませんので。 人は、それぞれに、自分が信じる道を進むしかありません。人のせいにせず、自分でよく考えて判断するしかないでしょう(笑) なので、私は紹介はしても、無理に人に薦めることは致しません。他人の人生の責任取れませんから。 (多分、よく言う「カルト」の定義は、「絶対正しい」と人に無理強いするかどうか、なんじゃないかと思います。) 私は「霊魂学」における解説が一番「合理的」だと思ったので信じましたが、違う宗教観を信じるという人も居て当然、それは自由にすれば良いと思っています。 何を選択してどう生きるか、自分の責任で、自分でよく考えて進むしかない。それが人間だと思います。 洗脳ではなく、自分でよく考えて、「これが正しいんじゃないか?」こ「れを信じよう」と自分で選んだもの、それが信仰心なのではないかと思いますね。 (今の時代、「科学」を信仰している人も多いですね。) いくら考えても、何が正しいかなんて人間には分かりませんから。 科学だって、そう教わったから知っている知識に過ぎない事が多いわけで。 電波なんて見えないものが飛んでいると、まったく教わっていない人からしたら、信じられないオカルトになってしまいます。 人が鉄の鳥に乗って空を飛ぶ。原始時代の人にそんな事を言ったら頭がオカシイと言われる事間違いなし。 大の大人が大真面目に地球は平であると信じていた時代もあるわけですから。科学だって教わったことを鵜呑みにする人には宗教と同じようなものですね。 結局、最後は直感で選ぶしかないのかも知れません。。。 ※霊魂学による死後の世界の解説に興味が有る方は、こちらなども参考になりそうですのでどうぞ~。
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