PortableApps Platform (※サイトは英語ですがソフトは日本語対応です。またサイトの下の方に翻訳機能がありますのでJapaneseを指定すればOK) PortableApps というプロジェクトがありまして、OSにインストールする事が不要なフリーソフト群を集めて(改良・開発して)提供してくれています。 PortableApps Platform というのはそれらのソフトのランチャーのようなものですが、ランチャーというよりはOSに近い機能のように思います。 提供されているソフトの一覧が表示でき、その中から自分の使いたいソフトだけを選ぶとダウンロードしてくれます。そして、そのソフトが更新されていないかもチェックしてくれて、アップデートがあれば自動的に更新もしてくれる便利な機能が備わっています。 これの何が便利かと言うと、このPortableAppsで普段使うソフトを揃えておけば、自分が普段使っている環境を外付けのHDDなどに保存しておいて、どこにでも持ち歩くことができるのです! 私のように、あちこち移動したり、異なるPCで作業することが多い人間にはとても重宝します。 出先で借りたPCであっても、普段自分が使っている環境をそのまま即座に再現できるわけですから。 このプロジェクトの素晴らしいところは、ポータブルに対応していないいくつもの有名ソフトもポータブル化してくれている事です。
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例えば Google Chrome や Mozilla Firefox がインストール不要でそのまま使え、アップデートもプラットフォームから自動でしてくれるのです。 自分のブックマークなどを出先の異なるパソコンでは使えませんし、人に見られたくもないですよね(笑) でもこの方式なら、いつでも自分の普段使っている環境を再現できるわけです。 ブラウザ以外にも、メーラー、画像編集、音楽編集、文書編集、通信系等々々、およそ普段使うであろうソフトは大抵ラインナップされています。 私はオフィス系文書も個人用は普段から Libre Office を使っていますが、これもポータブル化されてラインナップされています。 同様のコンセプトでMicrosoftアカウントやGoogleアカウントも進められていますね。ただ、それだとどうしてもソフトが限定されてしまいますよね。 GoogleアカウントはWEB閲覧とGmail、それにオフィス系の文書を扱うソフトも使えるのかな?でもインターネット接続がないと使えませんね。 Windowsの場合、新しいマイクロソフトでログインしようとすると、環境を構築するのに時間がかかりますね。 そのPCの中に新たにアカウントを作成と言う事になりますので、ちょっと借りるだけというわけにもいかないですよね。 PortableAppsPlatform にも ThunderBird ほかいくつかメーラーが収録されています。 (※私の場合は普段愛用のメーラーが別にあるのですが、外付け持ち運びに対応しているので、外付けHDDにアプリケーションとデータをすべて保存しておいて、そのHDDをつなげばどのPCであっても自分のメーラーが見られます。) HDDは暗号化されているので落としたり盗まれたりしても中身を見られる心配はなし。出先に借りられるパソコンがある場合はHDDドライブだけ持っていけばOKですね。 自分の環境が常にHDDにあるので、パソコンを交換したり買い替えたりすることも簡単にできます。というか、私の場合はその必要があるため、極力環境は外付けHDDに構築するように徹底しています。 ただし、HDDのバックアップだけは取っておくようにしましょう(笑) 今は外付けHDDもそんなに高くないので、複数用意してバックアップしておけば安心ですね。
ポータブル版のみでパソコンにプログラムがインストールされていない場合、プログラムの関連付けができないので、いちいちポータブル版のアプリケーションを起動してそこから開く作業が必要になるのが面倒ですが ファイルを開くアプリケーションを指定したショートカットを作ってランチャー等に登録しておけば便利です。
⇒ 特定のファイルだけ異なるアプリケーションで開くには? ⇒ ランチャー『CLaunch』が便利でオススメ!
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