オーバードライブペダルで、TS系という表現がありますね。 なんでしたっけ、TSって・・・そうだ、チューブスクリーマーの略ですね。 チューブスクリーマーというのは、IBANEZの古いオーバードライブペダルで、アンプの前に接続してドライブさせるブースター的なペダルで、スティービー・レイ・ボーンが使ってたので有名ですね。 激歪系ではなく、どちらかというと、クリーン~クランチ系の音作り用ですね。 音的には、中音域を強く盛り上げた音質で、広域ギラギラという感じではなく、ぶっとい音という感じですね。フェンダーの真空管アンプなど、歪の少ないアンプをドライブさせる時に、ちょうどいい感じになります。 現在も後継機が仕様変更しながら発売され続けています。 そして、TS系と言われる、本家IBANEZ以外のメーカーによるクローンのオーバードアライブがたくさん制作・販売されています。 中には3万円超のBOUTIQUE系ペダルもありますが、安価なものもあり、しかし音は結構肉薄しているモノが多く、貧乏な人には有り難い存在ですね(笑) あくまで真空管アンプをドライブさせるブースターとしての評価が高いペダルなので、単体で激しい歪が欲しいと言う人には期待はずれとなると思います。 広域が強すぎてノイジーというペダルではなく、中域を太くブーストしてくれるので、アンプだけでなく、ディストーションペダルの前にブースターとして使うという方法もありかも。 (TS系ペダルを二段掛け三段掛けなんて人もいるようですね。)
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