過日、何だったか忘れましたが、その時話題になっていたようなキーワードで検索をかけていたところ・・・ 知りたい情報にピッタリ合致するタイトルの記事が検索結果に出てきました。 さっそくクリック、しかし表示されたサイトは単語が羅列されただけで、短い文章としては成立している部分もあるも、全体の文章としては意味が通じない、ただの単語のランダムな羅列? 同サイトの他の記事を見てみても同じような感じ・・・旬なキーワードは含まれておりますが、意味の通らない、ただ単語を並べただけのような記事のオンパレード。 ???? もう一度検索結果に戻って他のサイトも見てみるも、知りたかった情報はまだそれほど世に流れていないようで、あまり有効なサイトが結果に挙がっておらず、この謎の単語羅列サイトが複数挙がってしまっている状況・・・ このサイトは一体なんだ???? と思っていましたが。 あれってもしかして・・・・・・
マーケティングの勉強でアフィリエイトの技術解説サイトを見るようになり、分かってきたこと────解説サイトの多くに書かれている、アフィリエイトブログを成功させるための「基本」は以下の4つでしょうか (1)記事数を増やしなさい (2)毎日更新しなさい (3)1記事1,000文字以上書きなさい (4)独自ドメインを取得しましょう これを実行すると、Googleから「頑張ってるね!」と評価されて?(笑) 検索結果の上位に表示されるようになり、アクセスが上がる、と言う事ですね。 Googleの検索結果の上位に表示されるかどうかは、サイトのアクセス数に多大な影響があるため、やがて、Googleの評価基準に合わせて上位に表示されやすくするようなテクニックに腐心する人間が出てきて。 Googleとしても、そういう姑息なテクニックを駆使しただけの「中身のないサイト」が検索結果に大量に並ばれると、検索エンジンとしての信用問題となってしまいますので対策を打つように。 そうして、Googleに評価されるための技術と、Google側の中身のあるサイトだけを抽出する技術のイタチごっこが永遠に続く事となったわけです。
当たり前の事ですが、Googleとしても(そしてユーザー側も)、ちゃんと中身のあるサイトだけを表示したいわけですよね。 そこで、Google内部では、記事数・更新頻度・被リンク数・文字数など様々なデータを分析し、機械的ながらもちゃんと中身のあるサイトだけのランキングをつくるよう工夫が続けられているわけです。 人間がちゃんとサイトの内容を見て判断すればよいのでしょうが、全てのサイトを一つ一つ人間が観て判断していては、全世界にある膨大な量のサイトデータをとても処理できませんから、どうしても機械処理にはならざるを得ないですね。(一時、人間が分類する検索エンジンとしてYahooが頑張っていましたが、ほどなくギブアップとなりましたね・・・笑) 機械的とはいえ、様々な基準を設けてサイトの自動評価は行われているようです。そのひとつの要素として「ちゃんと中身のあるサイトかどうか?」を判定するために「文字数」は意外と重要な要素のようです。 仮にAIを駆使したとしても、ちゃんと文章の内容を理解して、そのサイトが質の高いサイトかどうかを判定するのはまだ難しいのでしょうから、単純に「文字数」も参考にされているだろうことは予想に難くありませんし、実際にそうだろうと思わせる事象もあるようです。 しかし、いくら大量の文字数があっても、Googleは他のサイトの情報も持っていますから、まったく同じ文章があるサイトはコピーサイトと判定してランクを引き下げるようです。 書かれている情報がまったく同じであっても、文章が違うものであれば、それは別のものと識別されると思われます(著作権的にもそうですね)。
では、コピーにならず、ランダムな文章を生成するようなアルゴリズムを使って文章を自動生成させ続けたら・・・? しかも、ニュースや検索ワードなどの旬な情報を自動で取得してきて、それらをキーワードに含めながらランダムな文章を生成させたりしたら、「文字数の多い」「パクリでない」サイトを機械的に大量生産でき、Googleのランキングでも高い評価を得られるのでは? という疑問が出てきますが・・・ ああなるほど、もしかして前述のサイトは、そうやって作られたのですか?(^^;) ※すぐにそのサイトは検索結果から姿を消しましたので、当然、Google側も対策は打っているのだろうと思われます。 結局、Googleは本当に中身のある質の高いサイトを抽出するため、判定基準は日夜修正変更されていってるのでしょうから。 やはり、長期的に見れば、「量より質」、姑息な小手先の手段にとらわれず、上記の基本4項目などにもこだわらず、本当に中身のあるサイトを作ることが重要、と言う事なのかも知れません。。。
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