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会社が辞めさせてくれない?という謎

生き方・人生・人間関係
「仕事辞めたいのに、辞めさせてくれない」

本当に、時々、居るのですよね、そういう人が。

不思議なんですが。

企業は「働かせてください」という人を雇わない、と言う事はできますが、働きたくないという人を無理やり働かせるって凄い難しいことだと思うのですが。

退職願を出しても「そんなの認めない」と言われて破り捨てられる?
だから辞められない?

そんな馬鹿な話もないですね。

上司や雇主が認める認めないに関わらず、「働きたくない」という人を無理やり働かせる事なんてできるわけがないのですが。

手かせ足かせつけて鎖に繋いで逃げられないようにして、ムチで打って叩くことを強要するとかすれば、可能かも知れませんが。

労働者の権利が保証されている現代において・・・

本当に働く気がなかったら「許さない」などと言われても、即日から出社しなければいいだけですよね。(仮に出社したとしても、本当に働く気がない人なら、何も仕事しないでしょう。)

でも、本当に、たまに居るのです、辞めたいのに辞めさせてもらえない、と言う人が。。。

話を聞いていると、どうも、モラハラ被害者、DV被害者のメンタリティに近いような気がするのですよね。。。

気持ち的には、頭では離婚できるならしたい、と思ってはいるのに踏み出せない。

毎日暴力を振るわれ、あるいはモラハラをされ続け、気持ちも何も残ってない、客観的に見れば、今すぐにでも家を出て避難するべき、としか思えない状況なのに、「でもでもだって・・・」で離婚に踏み出すことができない、と言うような感じ。?

その職場がいかにブラックでおかしいかを指摘しても

「デモ自分が悪いから、そうなっているところもあるから仕方がない」

エネミーって言うんですか?DVやモラハラ被害者の共通の特徴は、自分が悪いから今の状況がある、だから仕方がないって洗脳状態になっていることですよね・・・┐(´д`)┌

自分は絶対悪くないって言いはる人も困りますが、第三者に客観的に見てもらって、それは相手が悪いって言ってるのに、そこで「デモ自分も悪い」って言い出しちゃう人は、洗脳されていると思ったほうがいいと思います。

例えばですが、以前聞いたAさんの事例

仕事はとても薄給で長時間労働をさせられていて。
職場では毎日パワハラ・モラハラのオンパレード。
理不尽に大量の仕事を押し付けられて、残業代も出ずサービス残業で毎日深夜まで働かされて。
別にやりたい仕事でもなく、面白い仕事でもない。

給料が安すぎて貯金も貯まらない。それどころか貯金を切り崩してしまい、貯金がなくなってしまった。
毎日長時間拘束されているため、就職活動もできない。
貯金もないので、仕事が(収入が)なくなってしまうとその瞬間から生活できなくなってしまう。
精神的にもいっぱいいっぱいで、転職について考える余裕もない。

もう八方塞がりですよね・・・

しかし、じゃあその状況をそのまま続けていて、状況が変わる可能性があるの?と言う。。。そんな状態では、いずれ体か心を壊して、人生そのものが終わってしまう可能性のほうが高い。(ストレスこそが万病の元、と言う説もあります。)

例えば、とりあえず収入がないと困るというのであれば、コンビニのバイトでもスーパーのレジ打ちでもなんでもして、とりあえず食いつないで、その間に別の仕事すればいいじゃないか?

と助言しても、「そういう仕事はしたくない」・・・orz

仕事が見つからないって言う人、ほとんどが選り好みしてるんですよね。

「要するに、自分のやりたい仕事が見つからない」

「自分が何がやりたいのが見つからない」っていう、いわゆる自分探し系も入ってる?

あるいは、身分不相応な好条件の仕事でないと嫌、みたいな?

なにか、どこかで思い切って無理をして、我慢するところは我慢して踏み出さないと行けないと思うのですが。

今の職場で仕事を続けながら、精神的に余裕がないなどと言わずなんとか頑張って就職活動をするか。スーパーにレジ打ちでも我慢してしばらくやるか。何かを我慢しなければ、もうそんな八方塞がりの状況から抜け出すことはできないでしょうに。。。

そのままの状況を続けるのは、人生の浪費に他ならないでしょう。

人間は生きるために働き続けなければなりませんが、働くために生きているわけではありません。

そんな状況を続けていけば、すぐには死なないまでも、緩慢に破滅に向かって進んでいるようなものだと思うのですが。

何にしても、本人が動く気になってくれない限りは、どうにもなりません。。。

「忙しくて・・・」
「締切のある仕事を抱えていて・・・」
「私が今辞めてしまうと他の人に迷惑がかかる・・・」

自分が壊されてまで、その職場やそこの仲間たちに義理立てする理由が本当にありますか?

とても良い職場で、良くしてくれた、愛着も恩もある職場であるから迷惑をかけたくない、というのならまぁ理解できなくはないですが。

大抵はブラックで酷い目に合わされたから辞めようと言うケースがほとんどだと思います。

酷い目に合わせてくれた職場の後がどうなろうが、気にすることないのでは?

仮に、急に辞めて、その結果損害が出て、賠償請求される可能性はありますが、それを回避するために、法律的には2週間前に退職の「宣言」をすれば良い事になっています。

就業規則で一ヶ月前などと謳っている企業は多いようですし、通常は一ヶ月前に言うのが常識という人は多いようですが、それには法律的な拘束力はありません。

仮に、2週間前に退職を宣言し、その通り2週間後からきっぱり出社を辞めたとしても、会社は退職した人に損害賠償をする権利はありません。

もしされても、正式に裁判すれば勝てますし、その前に労働基準監督署に言って相談すれば指導が入ってそれまでとなるはずです。

では、例えば、就業規則で、「退職する場合は希望日の10年前に届けを出す事。それ以外は認めない」なんてとんでもない規定を会社が主張しても、そんなの認められないのと同じですね(笑)

じゃぁ何日前ならいいの?と言うのが、法的には2週間前ということらしいです。

会社は、社員から退職の意志を宣言されたら、速やかに業務の引き継ぎと後任の準備をする必要があります。(そうすることは会社のために当たり前の事ですね。)

仮に、会社側が勝手に引き継ぎも後任の準備もしなかったとしても、遠慮なく辞めてしまって問題ありません。

辞めたい人は、2週間前に、いや一ヶ月前でも構いませんが、退職の意志を宣言した事を証拠として残しておくようにすればOKですね。

退職願を破かれて、そんなの聞いていない、証拠がないなどと言い張るような職場であった場合は、内容証明などを使って退職願を出すなどする必要があるかも知れませんが・・・普通そこまでキチガイ地味た職場も滅多にないとは思いますが。

裁判すると脅されるケースもあるようですので、残業代未払い等があればその証拠をキッチリとっておくようにしましょう。証拠があるので正式に裁判しましょうと言えば、たいてい困るのは会社側となるはずです。(仮に不正な証拠がなかったとしても、裁判で「辞めたいと言ってる社員を絶対辞めさせない」なんて話が通用するはずがありません。)

体を壊してしまって(あるいは心を病んでしまって)は元も子もありません。
どうしても体が動かないなら、出社拒否して休んでしまえばいいのです。

働きたくなかったら欠勤してしまえばいいのです!

仮に怪我や、高熱で意識がないような状態であれば、出社できないのは仕方がない事なのですから、それと同じです。

有給がないから、欠勤になると査定に響くからとかおかしな事を言う人がいますが、よく考えるべき、もう辞めるんだから査定とか気にする必要ないですよ?(笑)

辞めるのにも、多大なエネルギーが必要です。

だからこそ、決断は早めに、元気なうちにするべきです。

その元気がなくなってしまったら、とりあえず欠勤してでも休んで体力・気力を回復させればいいのです。

「自分が居なければ仕事が回らなくなる、迷惑がかかる」というタイプの方も居ますが、実際には、誰か一人が抜けたところで、会社は潰れないものだというのは良く言われる事ですね。

現実には、誰かが代わりをやって、多少ぎこちない部分はあるにせよ、なんだかんだ言って仕事は回っていくものです(笑)

仮にそれで回らないような職場ならば、職場の体制に問題があると言わざるを得ない。不慮の事故や病気で、急に人材が居なくなることだってあり得るのですから、そんなリスキーな体制を続けている会社が本当にあったら、危険だからさっさと辞めたほうがいい(笑)

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