「ウクレレ用のフロロカーボンの弦を張った三線が良い音がしていた」
との記事をどこかで見た。
なるほど。
試してみたいな。
が、ウクレレ専用弦以外では、意外になかなか、フロロカーボンの弦は売っていなかった・・・。
(クラシックギターの弦はものすごく種類が豊富だが、なぜか新素材についてはあまり積極的でないのは、伝統を重んじる業界だから?)
と、調べていたら、古楽器の世界ではフロロカーボン製の釣り糸を弦に使うのが良いとの話を読んだ。(CRANE 弦のコーナー)
「海外の古楽器演奏家の方は、日本に来た時は帰国のお土産としてシーガーを買っていく」
なるほど! それは良さげですね!
というわけで、早速、釣具屋さんに行って「シーガーエース」を買ってみた。
こちらのページに「ナイロン弦をフロロカーボンにしたければそれぞれ 0.77倍 細くしたものを選びます。」と解説してくださってるので、それを参考に三線に合わせて8号12号20号にしてみた。
(※三線はナイロン弦ではなくテトロン弦だったので、もう少し太いほうが良かったかも・・・、と思ったのは後日談。)
色は透明、と書いてあるのだけど、東レの銀鱗に比べると、やや濁りのある半透明な感じ。
音は、銀鱗より鋭い感じ?
音の丸さ・甘さ(倍音の多さってことなのかな?)では
鋭い(倍音多い)←─→丸い(倍音少ない)
三線専用弦 > シーガーエース > 銀鱗
と言う感じでしょうか
(あくまで個人的な感想です)
(※丸っこい音も私は好きです。が、一般的には倍音が多いほうが好まれるんでしょうね)
似たような弦を張ってあるように見えるのですが、ずいぶん音が違うものですね。
シーガーエースはかなり良いかも。
60mもあるので、一回1M使うとしても、一本あたり40円~85円くらいの換算。
三線の弦は安いからあまり影響ないけど、クラシックギターの弦は高いから、ものすごいコスパ。
三線の弦と比べても安いし。
しかし、弦楽器用のフロロカーボン糸は、ウクレレ用以外でほんとに手に入らないなぁ・・・
ウクレレ用で長さ足りるだろうか・・・?
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