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Inboxはもう不要?GmailとInboxの違い再確認

便利ツール/ソフトウェア
Gmailを表示させるのに、Gmailアプリとは別に、Inboxというアプリがあるのは以前書いたけれど。

以前は、Inboxのほうが大量のメールを処理するのには使いやすいという話だったけれど、最近、Gmailがかなり改良されて、Inboxの機能とほとんど遜色ないように見える。

もしかして、いずれInboxは廃止されてGmailに再び統合される流れなのかも?

現状で、GmailとInboxがどう違うのか、どちらを使ったほうが良いのか、違いがよく分からなくなってしまった。検索してみても、Inboxが登場してきた頃の古い記事ばかりで、最新の状況が良くわからない。

仕方ないので、スマホ版のメニューのスクリーンショットを並べて比較してみた。

※左がGmail、右がInboxの画面



上部のデザインはほぼ一緒で見分けがつかない。(アイコンの色と形状が若干違うだけ。)

Gmailのほうは、受信トレイの中が

「メイン」
「ソーシャル」
「プロモーション」
「新着」(ある場合)

に分かれているが、それがトップに表示されている。

Inboxでは受信トレイがトップに表示されていて、

「受信トレイ」
「スヌーズ」
「完了」

と並んでいる。

「スヌーズ」機能は当初はInboxだけの機能だったのが、最近Gmailにも導入された。

Inboxの「完了」はGmailで言うところの「アーカイブ」と同じ模様。

Inboxで完了にしたメールは、Gmailで見るとアーカイブに入っている。

大きな違いは、Inboxの下部にあるカテゴリ分類か。

Gmailのほうはデフォルトで

「メイン」
「ソーシャル」
「プロモーション」

に分かれているだけで、あとはユーザーが自分でつけたラベルが下部に表示される。

Inboxのほうは、予め

「トラベル」
「保存済み」
「ショッピング」
「マネー」
「ソーシャル」
「プロモーション」

さらにその下に「未分類」があり、その下にユーザーの設定したラベルが並び、その他に

「新着」
「フォーラム」
「優先度低」

という分類が表示される。

ラベルの設定機能はInboxの設定の中にもあるが、個別にメールを開いたときに、つけられているラベルが表示されない。

Inboxの使い方は、受け取ったメールを、片端から「完了」か「あとで(スヌーズ)」かに分類していく、という使い方が想定されているのだろう。

ユーザーが自分でラベルを設定して細かく管理・分類したい場合は、Gmailを使ったほうが、メールを開いたときにラベルが表示されるので、やや便利な気がする。

Inboxは、あくまで自動分類に任せ、あまりユーザーラベルによる積極的な管理というのは行わないのがInboxの方針なのだろうか。

また、決定的な違いがパソコン版であった。

フィルターの設定などの細かい設定は、スマホアプリ版ではGmailもInboxもできず、パソコン版で設定するしかない。

しかし、Inbox版にはパソコン版がない?

パソコンからももちろんアクセスできる(https://inbox.google.com/)が、その画面はスマホ版とほぼ同一。

そして、設定項目も、スマホ版と同じしかない。

Gmailでは、パソコンで開くと、フィルターや転送設定などの細かい設定ができるようになっているが、それがInboxではできないと言う事になる。。。

あくまで、Inboxは、大量に届くメールを片端からどんどん処理していくような用途で使う、スマホ専用アプリ、という位置づけなのだろう。

大量にメールが届いて、自分で細かくラベルをつけて管理などしてられない!という人には、Inboxのほうが便利なのかもしれない。

(もしかしたら、パソコン版はGmail、スマホではInboxでどんどん処理する、というのがよいのかも・・・?)

いずれ将来はGmailに統合されていくのか、あるいはさらにメールを片端から処理する作業に特化したアプリとして進化していくのだろうか?

Google社内の事情など分からないが、わざわざ、よく似たメールアプリを2つ作ってそれぞれを管理・改良していく(あるいは開発チームを別にする)よりは、一つに絞ったほうが効率は良い気がするので、いずれ統合される方向になるような気が、個人的にはする。。。

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