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誰でも上手に絵が描ける方法(3) ─絵を描くのは技術であって才能ではありません─

エンターテイメント・アート
ここに正方形がひとつあります

sq01.gif

紙とペンでこれと同じ図形を描いてください。
定規を使っても構いません。

と言われたらどうでしょう?

簡単ですね

描けたでしょうか?

さて、クイズです。

上の図形と同じ図形はどれでしょう?



答えは・・・右端ですかね。

でも、ちょっと待ってください、上のクイズの三枚の図形に、先ほど自分で紙に描いた図形と、完全に同じ大きさになっていますか?

図形はすべて正方形です。なので、違いは大きさしかありません。

紙に印刷して、定規で測定しながら描けば、ほぼ同じ大きさの正方形は描けると思います。

おそらく、紙に印刷せず、画面の四角形を見て描いた時は、正方形がどういうものが知っていたので、脳内で大きさを変えて(拡大縮小して)任意の大きさで描いてしまった人が多いだろうと思います。

つまり、自分の中にある正方形の情報をもとに描いてる、それが左脳で描いている状態。

定規で大きさを測りながら描いた状態が、右の脳で描いた状態です。

※定規で描いたほうが左脳と思っていた人が居るかも知れませんが、実は逆です。

正方形ならば簡単ですが、では長方形ではどうでしょう?
二等辺三角形では?
不等辺三角形では?

図形が複雑になるほど、自分の中にある情報では描くことができなくなるため、現物から情報を収集しながら描くしかなくなります。



例えば上記のような少し複雑な図形を、手描きで模写してみてください。
形が同じで、大きさは2倍とか3倍にしてみてください、そのほうが分かりやすいと思います。

おそらく、何度も絵を見返し、見比べながら、修正しながら描くことになると思います。

そうやって描いてる脳の状態が、右脳を使っている状態です。

※時には主要なポイントの位置関係(距離)を定規で測っても構いません。
よく鉛筆を使って大きさを測りながらスケッチしている人がいるのは、ポイントポイントの距離を測って倍率を合わせているのですね。


つづく

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