「恋におちる。世界がかわる。19歳のボクと39歳のユリのいかれた冬の物語。」
古い映画なので、ネタバレ注意の注意書きは不要かと思います
有名な映画ですが、見たことなかったんですよね。
概要・あらすじ（ネタバレ注意）
美大を舞台にしたモラトリアム青春恋愛物語
美術学校に通う青年（松山ケンイチ）
産休に入ったリトグラフの先生の代わりに来たユリ（永作博美）
惹かれあい、やがて関係を持つ二人
ユリに溺れる青年
しかし、ユリは実は既婚者だった…
悩む青年
突然学校をやめて行方不明になってしまうユリ…
感想
昭和感満載の雰囲気がすごく良いです。
ただ、画質が悪い…2008年なので、わずか(笑)12年前の作品ですが、その間に、テレビは地デジ化し、携帯はスマホになり。大きく社会は変わりましたね。映画の中でも、今ならコンプライアンス的に問題がありそうなシーンが多い(笑)
それから、長い！(笑)
これ、映画館で見てたら苦痛だったんじゃないですか？(^^;)
137分（もっと長いかと感じましたが）
冗長なシーンが多くなるのは映画人の悪い癖ですね(笑)
映画は座席に座った人が動けないので、テレビならチャンネルを回されてしまうような退屈なシーンでも見てくれますからね。
蒼井優にケーキを食べさせるシーンとか、無駄でしょう(笑)
※女優にイチゴを食べさせる有名な映画のシーンがあって、映画監督は真似たがる人が多いんだとか？(笑)
「人のセックスを笑う」シーンはまったくありませんので、釣りタイトルのタイトル詐欺かと思いましたが、原作はちょっと映画と内容が違うようなので、合っているのかも知れません。（原作は読んでいませんが、熟女趣味の青年の話らしいので）
不倫の話ですが、ドロドロはなく、ただ、青年が悶々とするだけの感じ。
ユリは芸術家気質で奔放な性格で、かなり年上のご主人は浮気も含めてすべてを容認しているかのような雰囲気ですね。（浮気というか、セックスも単なるつまみ食い程度の感じ？）
父親のように庇護してくれる優しい旦那と、若い年下の恋人を持つ、ある意味、女性としては理想的な状態？（男女逆だったら袋叩きになりそうな話ですが・笑）
最後は何も解決しないで終わります（そういう終わり方なんだろうなぁと思ってたら予想通り・笑）
まぁ、恋愛に解決なんて有りませんからね
トータルとしては名作だと思います。
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