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ネットのデマを鵜呑みにして無実の人がリンチで殺される

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かつて、アメリカで、子供のついた嘘を信じた大人たちによって、25人もの無実の人が処刑されるという事件がありました。。。


昔、アメリカのマサチューセッツ州にセイラムと言う町がありました。

現在はダンバースという名に改められていますが、「魔女」がシンボルで、町にはオドロオドロシイ悪魔や魔女の装飾が施され、「魔女の町」として観光客を呼び込んでいます。
観光のためにあえてそのような演出をしているこの町ですが、魔女の町と呼ばれるようになったいきさつは、人間の愚かさ・恐ろしさを思い知らされるようなおぞましい話なのだそうで…

実は、この街は17世紀末、「魔女狩り」が行われ、魔女と認定された25人もの無実の人間が殺されたという歴史がある街なのです。
(19名処刑、1名が拷問死、5名が獄死)

その魔女の判定方法が非科学的、というよりもはや故意に認定するために行っているかのような酷いものだったのですが
セイラム魔女裁判で実際に使用されていた魔女の正体をあばきだす10の方法 : カラパイア
古代から、魔術を使ったと疑われる者を裁いたり制裁を加えることは行われていたが、中世末の15世紀には、悪魔と契約してキリスト教社会の破壊を企む背教者という新種の「魔女」の概念が誕生した。 これが大規模な魔女…
karapaia.com
特にこの話の恐ろしいところは、この事件が始まったキッカケが

子供のついた嘘

だったと言う話・・・

子供たちは当時宗教上の理由で禁止されていた降霊術(コックリさん的なもの?)を行って遊んでいたが、それが見つかってしまったため、言い逃れに、使用人(アメリカ先住民)に教わったと嘘をついたのだとか。

子供の一人が村の有力者の娘であり、その両親が娘を信じた。

子供たちは他にも村の中で立場の弱い者の名前を挙げ、裁判でも子供たちは悪魔に取り憑かれた演技をして無実の者を有罪にしてしまった・・・

子供たちは大人たちが自分の嘘を信じるのを面白がって、嘘を付き続けたという話もあるようです。。。。

これ、実は、昔の話と笑えません。

事実無根のデマを信じた愚かな民衆によって無実の人が殺される事例は、意外と多いようです。

インドの農村で、Facebookで回ってきた「児童誘拐に注意せよ」というフェイク動画を信じた見た村人らが、通りがかった旅人5人をリンチ殺害
ただ村を通り過ぎようとしただけなのに… チャットアプリのデマを信じた暴徒によって5人が殺された
一足飛びな技術の発展と伝統的なコミュニティで起きる激しいミスマッチが引き起こした事態は、インドだけでの問題ではない…
www.buzzfeed.com
メキシコで「皆さん気をつけて。子供誘拐犯が大勢この国に入った」という作り話がメッセージ・アプリ「ワッツアップ」で広まり、たまたま軽微なトラブルで警察に拘束された男性2人を興奮した村人がリンチ、焼き殺してしまった。
【フェイクニュースを超えて】 SNSのうわさのせいで焼き殺され、メキシコの小さな町で
メキシコの小さな町で、ソーシャルメディア発のうわさが集団リンチと殺人につながった。しかしそのうわさは、デタラメだったのだ…
www.bbc.com
後進国での蛮行、先進国ならありえないと思うかも知れませんが、現代の日本においても同じことが行われているのかも知れません。

例えば、ヤマサキパンに対する誹謗中傷がネット上に出回っています。
ヤマザキパンは発がん性のある食品添加物を使っている。また反日企業で韓国キリスト教の団体に寄付している、そのために日本人に体に悪い添加物を大量に売って稼いでいる。
というようなものです。

しかし、文章をよく読むと「〜らしい」という言葉が随所に出てきます。寄付をしたというのならば、金額がいくらなのかを明示すべきですし、物事というのは、対立す者が居る時、その両方の言い分を聞いてやっと真実の半分分かれば良いというものです。根拠の一切不明な言説を盲信するのではなく、相手方の言い分も聞くべきでしょう。

臭素酸カリウムについては、下記リンクを参照して下さい。
まだ、信じてるの?…「ヤマザキパンの食品添加物は危険」というデマ - NAVER まとめ

本当のところ、これらの噂の真偽は私には分かりません。

ただ、自分では一切何の検証もせず、ただネットに流れていた噂話を鵜呑みにして、SNS等で拡散している人が多数見受けられる、その状況は、上記のようなデマを信じてリンチ殺人に至った人々と何が違うのでしょうか?

人殺しなどしていないと言うかも知れませんが、風評被害を受ければ会社は潰れる=殺されるかも知れません。経営が圧迫され、社員はリストラされ路頭に迷って自殺する人だって出るかも知れない。

「地球なんでも鑑定団」なるサイトがあります。ヤマザキパンについての記事もここから拡散されているようですが、どうもこのサイト、いわゆる「都市伝説」を集めているキュレーションサイトのように思われます。

都市伝説というのは「怪談」のようなもので、楽しむだけなら問題ないでしょうが、それを真に受けて拡散してしまうのは危険もあると思います。

このように指摘している人もありました。
地球なんでも鑑定団の記事の最後に「(提供:YAHOO知恵袋)」となっているが、「YAHOO知恵袋」には、「鑑定団」が書いているものは見当たりません。おそらく、つぎはぎして拵えたものと思われます。
山崎製パンを攻撃する記事をたどっていくと、多くは食品ブン屋の郡司和夫に行き着きます。事実の中に巧妙に虚偽を紛れ込ませ、論理展開もデタラメなものです。要所では、訴えられないように肝心な点はボカした書き方をしています。
寄付の問題はさておき、添加物が「危険」だとしたら実害が出ているはずです。あちこちで訴訟沙汰が起き、報道機関や各保健所、厚生労働省も黙ってはいないでしょう。

社長が自社のパンを食べないとか、試食でも吐き出すとかも、噂に過ぎないですね、証拠の一切ない噂話。ワインの試飲などでも酔って判断が鈍らないために、飲まずに吐き出すのは普通ですしね。
腹が膨れると正しい味が分からないとか、単に太りたくない人という可能性も。
本当に危険だったら、味見もしないんじゃないかと。
私にはヤマサキパンは正義だと主張したいわけではありません、善か悪か、判断できるほどの確たる証拠がないと言うことです。

自分で一切検証もせず、流れてきた証拠のないデマに踊らされるのは、インドやメキシコで人を殺してしまった人々となんら変わらないでしょう。

また、韓国のファンドの戦略で、日本企業の悪い噂を流し、株価が暴落したところで買い叩く、という手法があるのだとか。

外国人の従業員を工作員として入社させ、頃合いをみて不正を内部告発という形で、賞味期限切れを使ってるなどのデマと証拠映像を流します。証拠はあるわけです、入り込んだ工作員が自ら不正を行って、撮影、流出させているのですから。

賞味期限切れなどの偽装が告発され、いくつかの日本の有名企業が買い取られてしまったと言う話も。

スシローのネタはすべて韓国製というデマがありましたね。噂が出た直後に、社長が完全否定しているのにもかかわらず、未だにSNS等で出回っています。
あきんどスシロー、ファンドによる買収報道を否定
回転ずし大手のあきんどスシロー(大阪府吹田市)は5日、投資ファンドのMBKパートナーズが15億ドル(約1545億円)で同社の買収を計画しているとの一部報道を否定した…
nikkei.com
実は、噂が出た頃、ちょうど、その時、韓国ファンドから買収の話が来ていた、なんて「噂」も?

なるほど、暴落後に買い叩くために悪い噂を流した、ということなんでしょうか?

客観的に考えると、普通ならば、これから買おうしている企業の価値を下げるような事をするわけがないとも思えるのですが。。。

しかし、普通でないことが起こる国・・・徴用工判決問題とか、「最終的かつ不可逆的」とまで明示した二国間協定を反故にしたりとかなので、何があってもおかしくはないのかも?

スシローの株式に関しては、こちらの記事が少し面白かったです。
『おんやぁ?何か雲行きが怪しいぞ ~ スシローを韓国投資ファンドが買収は”デマ”?』
韓国ファンド、MBKパートナーズによる、日本の回転寿司最大手の「スシロー」買収か?のニュースが出たのが、14:30頃。 その日の夜20:00頃にはあきんどスシ…
ameblo.jp
様々なデマ、フェイクニュースについては、SNSなどに流布する前に、ある程度は自分で調べてからのほうが良いでしょう。

悪質なデマを流して経営に悪影響が出たなら、企業から名誉毀損で訴えられる可能性があります。それを単にSNSでシェアしただけの人も、その片棒を担いだとして訴えられる可能性はゼロではないわけですから。

というか、ヤマザキパンは、デマを流しているサイトを正式に告訴するんじゃないかと思いますが(すべきだと思います)、どうなりますかね?

コメント

  1. おまめ より:

    地球なんでも鑑定団は、まったく検証も精査もできない、していない、低俗な世迷言サイトです。
    非科学的で誹謗中傷を垂れ流す犯罪をしています。
    まともな人は相手にしないでしょう。
    病的にトンデモな内容です。

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