ぼちぼち、年賀状の準備に入らなければならない季節になったので、注意事項覚書を引っ張り出してみた
- (1)年賀状には句読点は使ってはいけない
- (2)新年と明けましては一緒に使わない
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×新年あけましておめでとう
〇あけましておめでとう
×謹賀新年+あけましておめでとうございます
〇謹賀新年だけ、またはあけましておめでとうだけ - (3)元日/元旦と一月一日を一緒に使わない
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×一月一日元旦
〇元旦
※「元日」は一月一日の事、「元旦」は一月一日の朝の事 - (4)間違った英語の使い方に注意
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×A HAPPY NEW YEAR
〇HAPPY NEW YEAR
※例えば、「Happy Birthday」は「誕生日おめでとう」ですが「A Happy birthday」は「ある楽しい誕生日」と言うような意味あいに。
「Merry Christmas and a happy new year」の後半部分をとってしまったのだそうですが、それだと「良いお年を」と言う意味で、「おめでとう」ではなくなってしまいます。年が明けた後は「良い年を!」ではなく「おめでとう」を使うのが普通ですね。※正確には I wish you a happy new year (I wish you have a happy new year) の略らしい、と知りました。 へぇ。 いずれにしても、年が明けた時に「良いお年を」と言うのはおかしいですね
- (5)縁起の悪い漢字は避ける
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×「去る」「失う」「滅びる」「去年」
〇「昨年」「旧年」
その他避けたい漢字「滅」「壊」「崩」「絶」「衰」「破」「失」「枯」「倒」「病」「弱」「戻」「朽」「敗」「負」「別」「離」「往」「流」「浅」「疎」「消」など - (6)一文字や二文字の賀詞は、目上の人には控える
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×「賀正」や「迎春」、「寿」などという
〇「謹賀新年」「恭賀新年」 - (7)賀詞の重複
※”謹賀新年(きんがしんねん)”とは、”謹んで新年をお祝いします”の意味ですから、”あけましておめでとうございます”と続けて書くと重複になってしまます。- (8)お葬式を連想させてしまうような黒縁デザインの年賀状は避ける
※薄墨などグレー系の文字も、弔事を連想させてしまうのでNG。- (9)目上の人や取引先に出す年賀状は、赤い文字やカラフルな文字で書くのは避ける
黒インクのペン、毛筆、筆ペンで書く。- (10)子どもの写真"だけ"の年賀状は嫌がられる事が多くなったので避ける
※自分も一緒に写っているなら可
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