先日、古いパソコンを使っていて動きが遅いものが社内に多く、入れ替えていこうという話にはなっていたのですが。最初に入れ替えたPCが、数日後、起動できないという訴えがあり。
見てみると、黒い画面で、ESCキーを押したら青い画面に切り替わり。
ESCキーを打った瞬間、何かメッセージが出ていたようにも見えたのですが、AutoCADの癖でESCを二回連打してしまったので消えてしまい分かりませんでした。なので、なぜこの状態になったのかは不明。。。
とりあえず、回復キーをサーバーに保存してあったので、それを印刷し、入力したら回復しましたが。(セキュリティキーは数字だけなんですね。キーボードも数字しか打てない仕様に強制されるようで。)
ただ、以前、似た症状があった記憶が・・・
ああ、これですね。
⇒ Bitlocker でロックアウトされると、その後正しいパスワードを入力しても起動できない(仕様)
この時は、
(1)セキュリティチップ(TPM)が古いバージョンで
(2)パスワードを一定回数間違う
とロックアウトされる、という事だったようですが。
今回のは別にパスワードは打ち間違えていないとか。しかも新しいPCなのでセキュリティチップが古いということもなし。
なぜだろうと言うことで、検索してみたのですが、どうもWindows11の不具合?(新しいPCは当然Windows11でした。)
現段階では、いちおう、マイクロソフトも不具合があることを認める発表はしたようですが
解決方法は、「回復キーを入力してくだしあ」
はい、回復キーを印刷していなかった人は詰みですね・・・
BitLockerを使っていない人は関係ないですが、仕事で使っている以上は暗号化は必須ですからね
自分には関係ない? いやいや、泥棒に入られてパソコンを盗まれたという事例が実際に取引先であったので。
その会社では、顧客情報が入ったPCが盗まれると、対処に数千万もの費用が掛かったと聞いております。暗号化さえしていれば、盗まれたとしても大丈夫だったはずなのですけどね・・・
とにかく、BitLockerを使う場合は、回復キーを複数の場所に保存・印刷しておく事は大事なようです。
回復方法は、回復キーを手動で入力する以外にもうひとつ、WINDOWSがマイクロソフトアカウントに紐付けられていれば、「https://aka.ms/myrecoverykey」にアクセスする事で、回復キーが探せるとか。
マイクロソフトアカウントを使わずに、頑なにローカルアカウントで設定しているので、この方法は私の職場では使えませんが。(だって、大量にあるPCにそれぞれ個別のマイクロソフトアカウントを設定して管理するとか大変なのでやりたくない・・・)
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