ピンと来る人は来るでしょうが、来ない人にはなんの意味があるのか分からないかもしれません。
どう使うかというと
(1)クリーンと歪みを同時に鳴らす
たとえば、二台のアンプを使って、片方でクリーン、もう片方で歪み(オーバードライブ/ディストーション)にして同時に鳴らす----これ、誰しも最初に思いつくのではないでしょうか。
クリーンのアタック感に歪のサステインを乗せて、なんかよさげな気がするのですが、、、
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歪みとクリーンでは音質が違いすぎて、混ぜても良い感じにはならないんですよね。
クリーンのほうは音量をあげないとちゃんと聞こえないので、それに合わせると歪はかなり遠くで小さく鳴っているだけみたいな。
(あくまで私観ですが・・・、同じような事を言ってる方が他にも居たので、そうはずれてはいないでしょう・・・。)
(2)二種類のクリーンサウンド、またはドライブサウンドを同時に鳴らす
クリーンと歪みは相性がイマイチでしたが、歪同士だと親和性が高いです。
中音域の太い甘いサウンドで気に入った音があっても、それだけではオケの中では音が埋もれて前に出ないと言う事がありますよね。それに、ザクザク高音と低音だけ強調したドンシャリサウンドを別に鳴らすと、これは想像ではなんか意味ないんじゃないかと思えるのですが、意外に実際はかなり良い感じです。(あくまで主観)
私はクリーンはほぼ使わないのであまりこだわりはありませんが(いいのかそれで?)、こだわりがある人も、二種類の音質の違うアンプをクリーンで鳴らすのは興味があるかも知れませんね。
クリーンと歪はあわないと書きましたが、クリーンとクリーンに近いクラインチを混ぜるなら、うまくいきそうな気がします。
(3)片方をアンプに直結(ドライ)、片方をエフェクトに通す(ウェット)
これは、エフェクトを通した音が細くなって嫌、と言う人が好むやり方ですね。
あくまで太いアンプ直結の音はそれで温存しておいて、別途、エフェクトを乗せた音を別口で鳴らす。(あるいはPAから鳴らす)
お気に入りのスプリングリバーブユニットなどを持っていて、リバーブユニットをフルドライブさせた音が好きなのだけど、そんなにリバーブ(エコー)をかけたくない、と言う使い方もできるかも。
私はあまりエフェクトかけないので関係ないのですが、たまにフランジャーをかけた音も欲しくなります。しかしフランジャー/フェイザーかけると、さすがに音がピンボケして芯がなくなる感じがして。
そういう時、ドライ音と分けておいて混ぜ合わせるというのは良いアイデアですね。
あるいはドンシャリの音と中低域のまろやかな太い音を作っておいて、ドンシャリのほうはドライ、中低域側だけリバーブを聞かせて輪郭をつけたりなんていいかも。
あとは片方はノーマルのアンプの音、片方はシミュレータを通した音にするとか。
ダイレクトボックスで直にPAに送っても、ギターの場合はアンプの歪が欲しいわけなので、納得行く音にはならないので、プリアンプ、またはアンプシミュレーターを通して自分なりに音を作ってから送るなんて事にも使えるかも。
個人的には、最近は家族の迷惑にならないように、音をあまり出さないようにしているので、ヘッドフォンで孤独にチマチマやっています。ので、ほとんどアンシミュオンリーなのですが、アンシミュを二台使ってソルダーノのSLO100系のシミュとVOXのAC30系のシミュを混ぜるのがお気に入り
※アンプ二台で音を出す場合は良いのですが、そうでない場合はミキサーが必要になります。
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