BOSSのダイレクトボックスDI-1ですが、本体の上面に配線図画描いてあります(ちょっと珍しいですよね) これを見ると、パラアウトは直接分岐されて出てるようになっています。 アンバランスアウトはAMPを通っていますので、よく考えたら、パラアウト=ハイインピーダンス、アンバランスアウト=ローインピーダンス出力って事になるのかな??? インピーダンスの話とか説明しだすと本が一冊書けると誰かが言ってましたが、インピーダンスはなんだか考えるほどに良く分からない話なので、例によって今後の課題ということで次へ行きます パラボックスとして昔、割と目にしたのはロジャーメイヤーのファズ/アクティブ・スプリッターだったような記憶があります・・・ ROGER MAYERのVoodooシリーズ、伝統的にアクティブパラアウトが二つ付いています。 最新モデルではバッファーアンプを通るアウトプット二つのほかに、バッファーを通らないハードワイヤードアウトと言うのがついています。(バッファーアウトと同時使用はできないようです。) 目的を満たすと言う意味では、スプリッター部分は機能的には理想的かも知れません。 他に調べると、なかなかその手の製品がないのが分かると思います・・・検索するとHAO ハオ A/B & Para BOXと言うのが出てきますが、これは完全パッシブタイプのようなので、位相やノイズ・出力などの各種問題はクリアできないでしょう。 その昔、BOSSにマルチプルジャックJ-5と言う製品がありました(現在はほぼ入手不可能)が、これも完全パッシブ回路のようですので、問題解決にはなりませんね・・・ BOSSのは手に入りませんが、そっくりなデザインの製品を見かけて、えらく安かったので買ったような記憶が微かに・・・・と言うことで引き出しをひっくり返してみたらありました。(OEM?パチモン?) 開けてみたら本当に各ジャックを全て針金?で結線してあるだけの代物でした(・・;) スプリッターとして、各種問題をきちっと解決した製品としては、検索してみるとThe GigRig HumDingerという製品やLehle P-Splitと言う製品があるようですが、レアですよね。聞いたこともなかった。 どちらもトランスを搭載して二つの出力を完全に切り離しているようで、GigRigはアクティブタイプ、Lehle P-Splitはパッシブタイプのようです。どちらも位相の切り替えスイッチまで付いていて、ノイズや位相、グラウンドループ等の問題は完全に解決されているようです。 他には…
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BEHRINGERのMX882 Ultralink Pro (これはラインレベルになってしまいますが) ドイツのメーカーNOBELSのSPLIT-4(製造終了?) PALMER のPALMER PGA-03 Y-Box などが出てきました。 ・・・結構あるじゃん。 マイナーなものもありますが・・・パルマーのは良さげデスネ♪
個人的には、最終的にはロジャーメイヤーが良いんじゃないかと言う結論でした。 何個か持ってました、音も悪くないです。 極限まで歪ませる人にも良いですし、ファズっぽくライトに歪ませるのにも、ブースターとしても使えますし、歪みは使わずスプリッターとして使う事もできます。 持っててもよいんじゃないでしょうか。
変わったところでは、音を高音域と低音域で分離して、別々の歪をかける、METALLOIDという製品があるんです。コンセプトは非常に面白いと思います。
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