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防犯カメラを簡単に設置する方法(屋外版)

セキュリティ関係
USBカメラを使った室内版と違って、屋外に監視カメラを設置するのは少し難易度が上がります。

そもそも、カメラを設置するために考えなければ行けない要素は

(1)カメラ
(2)映像の記録装置
(3)カメラの電源供給
(4)カメラと記録装置の配線

の四種類

(3)と(4)が意外と大きな問題になってくるのですよね。

(1)カメラ

屋外で使用するので、防水型である必要があります。室内の窓際に設置して外を監視するならば防水型でなくても問題ないでしょうが、設置場所が制限されてきます。または軒下など雨がかからない場所に設置するか、屋根をつけて囲ってやれば良いでしょうが、台風のときなど激しい横殴りの雨も降るときが年に一度くらいはありますので、やはり防水型のほうが安心ですね。

また、夜間の監視を行いたいならば、赤外線照射機能のあるものが必要になります。または、センサーライトなどを別途設置してやれば、暗視タイプでなくともセンサーライトが点灯した時だけ撮影が可能です。(センサーライト方式はやってみると意外と良いですが、別途センサーライトが必要になりますので、手間と設備が増えます。またこっそり監視したい場合は使えません。)

(2)記録装置

これは専用のビデオデッキが売られています。SDカードに記録するようなものもあります。通常のHDDレコーダも使えなくはありません。カメラ本体にSDメモリカードを入れてそこに記録するタイプもあります。

(3)カメラを動かすためには電源が必要になります。またはバッテリー内蔵型であれば不要ですが、今度はバッテリーの交換/充電が必要になります。(長期間の運用では、面倒になってそのうちやらなくなります・笑)

(4)カメラを屋外、記録装置を室内に設置するならば、当然、その間を接続する配線を、室内-屋外間に通してやる必要があります。つまり、どこかしら、外壁に穴を開ける必要があるわけです。ネットの配線やケーブルテレビの配線などを換気口等から引き込んでいるケースでは、そこを通すという方法でOKですね。また無線式にすれば配線は不要になりますが、違法にならないよう注意が必要です。

一番簡単なのは、室内版の方法と同じ、USBカメラを使ってパソコンに画像を記録させる。カメラを窓の内側などに設置して、窓の外を撮影させるならこれで十分機能を果たせます。

しかし、窓がない外部にカメラを設置しなければならないとしたら、パソコンとUSBカメラを接続する配線を、屋外まで貫通させる必要が出てくるわけです。

これは、USBカメラとパソコンを、通常のカメラとビデオデッキと置き換えてもまったく同じですね。

壁に穴を開けて、配線を通す必要が出てくるわけです。借家などで壁に穴を開けられない場合は、その時点で設置が不可能と言う事になります。

壁に配線を通す穴を開けられるのであれば、カメラを外部に木ビス等で固定、配線を穴から内部に接続(電源も同じく接続)し、監視カメラ用のビデオデッキ等に接続すればOKです。
ウチもバイクのミラーを盗まれた時にカメラを設置しましたが、その時はこの方式を取りました。やっぱり優先が一番安心ですよね。室内から外壁に貫通するまで穴を(それも配線コネクタが通るほど大きな穴を)開けるのは、ロングドリルビットを用意する必要があるなど、結構大変でしたが。穴を開け配線を通したあとは、耐火パテという粘土状のパテで穴を埋めておきました。
※壁に穴を開ける際には、壁の中を通っている配管や配線を傷つけないように、穴を開ける場所は慎重に選びましょう。
壁に穴を開けられないという場合、考えられる別の選択肢は

(1)記録装置も外に出す
(2)無線式のカメラにする

でしょうか。

(1)記録装置も外に出す

これは、ビデオデッキを外に出す、と言う方法でも可ですが、今はマイクロSDカードなどに記録できるようになっているカメラも多くあります。



そのようなタイプであれば、カメラ単体で録画機器まで兼ね備えているわけなので、室内の記録装置が不要になります。

ただし、定期的にカードを取り外して中のデータを別の場所に映すなどの作業が必要になります。

それに、カメラを破壊されたり盗まれたりすると、同時に録画データが失われるという問題もあります。

また、録画機器は不要になっても、電源は必要となりますので、それをどうするかを考える必要があります。(屋外コンセントがある場合はそこから取ることができますが、コンセントを抜かれてしまえばその時点で監視も停止します。)

バッテリー式ならば電源さえも不要ですが、今度は定期的な充電が必要になります。

(2)無線式のカメラにする

無線式のカメラも今はたくさん発売されています。



しかし、実は、これらは法律的にアウトになる場合があるので注意が必要だそうです。特に、海外製の安い製品を買うと、日本の法律に合致していない場合があるようです。

(私は無線にはあまり詳しくないので・・・気になる人は良く調べてみて下さい。)

総務省 電波利用ホームページ | 電波の利用ルール
電波は大変デリケートなので、ルールを守らないと混信や妨害を起こしてしまいます。電波の利用ルールをご理解いただき、クリーンな電波利用環境の維持にご協力下さい。
tele.soumu.go.jp
無線LAN(Wifi)を利用するタイプの場合、無線LANの電波は基本的に室内の利用に限定されており、屋外で使うと法律的には違法になると聞いたような。まぁ、現実問題として、自宅の敷地内の軒下と室内で無線LANで通信を行っていたからといって、それで取り締まられると言う事はまずないとは思いますが・・・やるなら自己責任ということで(^_^;)

この条件を全部満たすカメラというと、これなんか良さげですねぇ(^_^;)



屋外に設置するとなると、防水の事も考えなければなりません。カメラが風雨にさらされても大丈夫な防水型である必要があるわけです。(この時点でほとんどのUSBカメラは選択肢から外れますね。完全に屋内型のガレージの内部など、防水を考える必要がない場所であれば、非防水のカメラでも問題ないですが。)

これなら防水の問題もクリアしています。

しかし、唯一の不安は、カメラが磁石で固定されていること。

取り外しがイージーなのは良いですが、悪意のあるものがこれをはたき落とすことも容易になるということですよね。カメラ自体を盗まれてしまう可能性も。。。

手が届かない場所に設置すると、今度は取り外して充電が大変になります。

定期的に充電というのも、一定期間なら頑張れるでしょうが、ずっととなると、結構大変ですね。

なので、はやりできれば、充電式ではなくAC電源が供給できて、記録も室内でできるような方法が望ましいわけです。(壁に穴が開けられない場合はどうにもなりませんが。)

玄関ドアの上部に無加工で取り付けられるようなカメラもあります。



すべてのドアに取り付けられるわけではありませんが、無加工で取り付けられますので、選択肢の一つとして検討して見ても良いと思います。

※このようなタイプはカメラ映像が上からになってしまうので、今ひとつ、訪問者の顔が見え難いのが難点ではありますが。

ドアスコープがあるタイプのドアであれば、ドアスコープ自体をカメラと交換できるような製品もあるようです。




室内の記録装置については、専用のビデオデッキが売られています。



また、SDメモリーカードに記録するタイプもありますね。



ビデオキャプチャーできる機器を使えば、パソコンで記録することも可能ですね。(その場合はUSBカメラを使用した室内版の時と同様のソフトウェアで記録できます。)



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