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映画感想「東京喰種」

エンターテイメント・アート
日本のB級映画にハマっている日々

『東京喰種(トーキョーグール)』
公開 2017年7月29日
監督萩原健太郎
出演
窪田正孝
清水富美加
相田翔子
桜田ひより
蒼井優
大泉洋
鈴木伸之
村井國夫
佐々木希
  
原作石田スイ『東京喰種(トーキョーグール)』(2011-2014)
※Kindle版

あらすじ

食物連鎖の頂点に居たはずの人類を「食物」とする生物、通称「喰種」(グール)の存在が確認された東京。
警察は人間と見分けのつかないグールを狩り殺す部隊CCGを創設し、日夜グール根絶のために努力していた。

大人しい大学生だった金木(窪田正孝)は、喫茶店で見かけた女性(蒼井優)に恋をし、なんとか告白し付き合い始めるが、実はその女はグールだった。女(リゼ)に殺されそうになる金木だったが、鉄骨が落ちてきてリゼは死亡。
金木は病院に運ばれ、即死女性(リゼ)の臓器を移植され一命をとりとめる。
しかし、金木は喰種であるリゼの臓器を移植されたことで喰種となってしまう。

人間の食べ物を受け付けなくなり苦しむ金木は、グールの女子高生トーカ(清水富美加)に助けを求め、グールの集う喫茶店「あんていく」に行き着く。
「あんていく」でグールの生き方を学んだ金木は、母娘のグールの存在を知り、グールにも家族や人生があることを知る。
できることなら人を殺さず平和に生きていたいグール、しかしグールは人間の肉とコーヒー以外受け付けず、また空腹の苦しみは想像を絶する。「あんていく」のグール達は、自殺した人間の遺体を回収し食料にしていた。

しかし、母娘に、父親を殺したCCGの捜査官が迫る。
娘の眼の前で母親を殺されたのを目撃した金木。
トーカは怒り狂い、一人で捜査官に戦いを挑もうとするが、金木はトーカに戦い方を教えてくれと言う・・・

訓練を終えた金木とトーカ vs 捜査官(大泉洋・鈴木伸之)のバトルが始まる…

ひとこと感想

清水富美加と桜田ひよりが可愛かった。

感想

食物連鎖の頂点に立っているはずの人間を、食料として食べる別の知的生命体が現れたら?他の生物を殺して食べている人間が、自分たちが殺され食べられるのを「悪」と決めつけるのは許されることなのか?

映画の、というより原作についての感想になってしまいますが、意外とあるあるなアイデアではありながら、意外に作品化はされていない、面白いプロットだと思いました。

話を成立させるために、若干無理がある設定が必要となってしまいましたが(グールは人間意外の食べ物を一切受け付けない、としないと話が成立しないですからね)、このプロットでは、様々なストーリーが想起できます。

映画も二作、オリジナルアニメやラジオ番組など、様々な作品が作られたのも理解できます。

清水富美加が可愛かった、女優として引退してしまったのは残念ですね。女性の性的な魅力を売りにするのが嫌だったのであれば、事務所がちゃんとそれを汲んで、仕事を選んで上げればよかったんじゃないかと思いますが・・・

まぁ、のん(能年玲奈)など所属タレントとトラブルが多い事務所なので、処遇は推して知るべしというところだったのかも知れません。

映画は、アイデアは「興味深い」と思いますが、面白いか?と言われると微妙な感じも(笑)
しかし、かなりのインパクトのある作品ではありました。夢に出てきそうなレベル(笑)

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