人は、ちょっとムッとした瞬間にも、念を発しているものです。しかし、生身の人間が出す念の強さというのは、多少激しく怒ったりしても、通常はそれほど大きくはないようです。しかし時折、ありえないような強烈なダメージを幽体に受けてしまう事があります。 人間が出せる念の力をはるかに超えるような、呪いとも言えるような強い念により、幽体が深く傷つけられてしまうことがあります。やがてそれは、肉体にも影響が出はじめ、大きな病気に繋がったり、時に原因不明の病気になってしまったりします。 それは、人が出した念を、何倍にも増幅し、標的の相手まで運び、弱い部分を狙って突き刺してくる、そんな、呪いの仕事を請け負う専門のような霊魂が、背後にいる場合に起きるようです。 邪悪な霊魂に取り巻かれているような人が世の中には居ます。そのような人が念を発すると、時に、念を受けた側は命に関わるような大変な事になる場合があります。
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