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[霊術] 呪いの正体

霊魂学(古神道)
生きていく上で、人は時に、どうしても憎しみや嫉妬などの攻撃的な念を浴びる事があります。

生きている人間同士の話です。

人は、怒りを表現するほどの事でもないけれど、ちょっと腹が立つという事もありますが、実は人は、ムッっとしたその瞬間、相手に小さな念の針を飛ばしているのです。
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小さな針なら大したことはありません。
肉体と同様、針に刺された程度の幽体の傷であれば、幽体が健康であれば、やがて治ってしまいます。

しかしもし、刺されたのが針ではなく槍であったら、幽体は酷く傷つき、重い病気になってしまうこともあります。

また、針であっても、あまり大量に蓄積して、修復できないような健康状態であると、良くない影響が出る事もあります。
(常に人前に居て、常に攻撃的な念を浴び続けるような立場の人は、影響を受ける事があるかも知れません。)

しかし、生身の人間が出した念は、通常、どんなに強くてもそれほど大きな傷を負わせることはないようです。

日常的に人間は、小さな念で刺したり刺されたりしているのが普通なのです。

しかしまれに、非常に強力な念を受け、槍で刺されたかのような深い傷を幽体に負ってしまうケースがあります。人間同士ではそれほど大きな問題にならないはずが、間に悪質な霊魂が介在した場合に重大な問題となる事があるのです。

そのようなケースが「呪い」ということになります。

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