例として、今回の選挙の愛知7区の事例を挙げますと
一位の山尾志桜里候補の得票が128,163票
次点の鈴木淳司候補の得票は127,329票
その差は僅か834票
そして、愛知7区だけで無効票がなんと約11,000票もあったという・・・
別にどちらの候補にも肩入れするつもりはありませんが、もし、この11000票が有効票だったら結果がどうであったか?という疑問が生じるのは無理もないとは思いますね。
あるいは、本来有効票であったものを無効にするなどの不正が行われた可能性すらも想像されるのも、無理はないと思います。
開票結果にどうも納得が行かない、という場合もよくありますし、地域によっては、開票作業員が全員特定の党派に所属する人間であった、という事もよくある話だとか・・・。
しかし、11000票もの無効票って、多すぎやしませんか?
投票数は26万票くらいあったようですので、ザックリ計算で1/26、割合にすると3.8%
(※公式発表では4.12%のようですね)。
実は、毎回無効票は3~4%は出ると言われているようです。
なので、明らかにおかしい、と言えるような数字ではないのかも知れません。
しかし、11000人もの人の票が無効になっていると考えると・・・決して少ないの一言で済ませていい話ではないような気がします。
もし、自分の票がもしその中にあったらと考えたら?・・・(ー_ー;)
特に今回のように、僅差で明暗を分けたような場合には・・・
一発勝負の選挙結果ではなく、例えば、僅差でその差が無効票より少なかった場合は決選投票を行うなどの制度にできれば、より公正な選挙になるのではないか、などとも思ったりもしますが。
それと、無効票に関してだけは、すべて票を公開してもいいのではないかとも思います。一度投票された票は、その後二度と開示されることはなく、不正が行われていたとしても分からない状態ですし。無記名投票なのだから、有効票はともかくとして、無効票については公表してもいいのではないかと。
それほど大量の無効票が毎回出るのであれば、全て公開しないまでも、「今回はこういう無効票が多かったので注意」みたいな、無効にならないためにはどうすればよいのか啓蒙する義務があるのではないですかね?
自分の票が無効になっていないか不安、知りたいという人は多いと思いますが・・・。
それと、投票に行って、毎回疑問に感じるのは、記帳台に用意されているのが「えんぴつ」であると言う事。
これでは、簡単に消して書き直しができてしまうのではないかと、不安になります。
重要書類は鉛筆書き不可は当たり前だと思うのですが、なぜ、選挙という極めて重要な局面で、鉛筆書きがデフォなのでしょうか・・・????
実は票の改ざんが行われているからだ、という噂も、都市伝説的に囁かれています。
投票の自動集計装置が、内部で書き換えを行っているとか?
真偽のほどは定かではありません、私は都市伝説の可能性が高いと思っておりますが、可能性がゼロではないのも確かだと思います。
機械で瞬時に自動書き換えというのは、実現しようとしたらかなり高度な技術な気がしますが・・・
※投票用紙上のカーボン(えんぴつ)を帯電させると、用紙からカーボンが浮きあがり、それを別の形に移動させて定着させる、のだとか。
なるほど、現代の技術ならば、不可能と言うわけではないかも知れません。
そこで、不正な書き換えを許さないために、ボールペンやマジックを持参して書く事を推奨している人達もいるわけですが。
しかし、それに対しての反対意見もあり、曰く「無効票になる可能性があるからやめておくべき」
どういうことかと思ったら、投票用紙は実は紙ではなく特殊なプラスチックで出来ており、ボールペンやマジックでは定着しないので、投票後に擦れて崩れたり消えたりしてしまう、という事らしいです。
なるほど、投票用紙は集計のスピードアップのために、折っても投票箱の中で開いた状態になる、形状記憶素材になっていると聞いたことがあります。
しかし、ならば、鉛筆なら定着する、ということなのでしょうか?ボールペンやマジックでも定着するような素材を最初から開発すれば良かったのでは?
前述の、自動集計機の内部書き換え技術も、投票用紙の素材から合わせて開発したとしたら、技術的にもより実現しやすそうな気はします。
まぁ、それ以前に、機械で書き換えなくとも、容易に手で書き換えることができてしまうのは、問題があるでしょう。
過去には同じ筆跡の投票が大量にあった、などという事件も?!
『立会人が「筆跡の似た票が大量にある」と点検印拒否~宮城選挙区』
立会人が「筆跡の似た票が大量にある」と点検印拒否~宮城選挙区「大量に筆跡似た票」点検印拒否で5時間超遅れ
また、不正ではなく、そもそも自治体によって、鉛筆以外は無効とする、という規定を設けている場合もあるとか?
(なので自前のペンを使いたい人は、事前に自治体に確認したほうが良いですね。)
開票作業自体がブラックボックス的で、有権者は適正にそれが行われていると信じて、発表された結果を信じるしかないような状態です。
そもそも、自分の票が有効であったか無効であったかすら、投票した人には分かりません。
昔は、開票作業で不正が行われないように、有権者の融資が双眼鏡で監視していた、などという時代もあったそうですが、現代は選挙・政治への関心が薄まってしまい過ぎたのか、そういうことも行われなくなってしまったそうで。。。
(自動集計機の導入のせいでもあるでしょうが、その機械の中は、まさにブラックボックスですからね・・・)
今回も投票率は50%程度だったそうで、有権者の半数近くが、自分の権利を放棄しているという、とても残念な状況になっていると思いますね。
もう少し、有権者が政治に興味を持って、きちんと監視していかないと、気がついたら取り返しがつかない事態になっていた、という事もあるかも知れません。
いや、実はもう既になっているのかもしれませんよ・・・?m9(  ̄  ̄)
コメント
いろんな話題が豊富で、拝見させていただいてます
投票所に鉛筆が用意されているとは驚きです
岐阜市ですが、ずっとボールペンです
コメントありがとうございます(^o^)/
ずっとボールペンだけの投票所もあるのですね。私は生まれてこの方、えんぴつ以外の投票所を見たことがありません。いや、投票所に行き始めたのは二十歳になってからですが(笑)
しかし、と言う事は・・・ボールペンで書くと字が定着せずかすれて無効票になる、というのはやはり、嘘なんですね。
鉛筆だと折れたり削り直したの必要があるでしょうし、書類に鉛筆書き不可の役所の仕事で、なぜ投票だけえんぴつなのでしょうか、どうも、不思議ですね。。。