熊本市議が乳児を議会に連れていった問題
つるの剛士「緒方夕佳は働くママの敵。問題提起の仕方がおかしい」
熊本市議の緒方夕佳(42)が事前連絡もなしに赤ちゃんを連れてきて周囲に迷惑をかけた件で、つるの剛士が「問題提起…
これに関する多くの意見、コメントを見ていて、なにか違和感を感じる部分があるのですよね・・・。 もちろん、この市議がやったことは絶対ダメです。批判されて当然だと思いますし、議会に乳児を連れていく必要があるとも思いません。 (※個人的には保育所に預ければよい、保育所が足りなければ増やす努力を、という立場です。「子育て中は議員になるべきではない」と言った人もいましたが、そうは思いません。) なんというか、説明が難しいのですが・・・ 全員がそうだとは言いませんが、まるで 「子供は騒いでうるさいから保育園を町中に作るな!」 と言ってたような人達が、何人か混ざっているような?
現在子育て中の女性・男性で、この問題に言及・批判している人が少ない印象もあります。
もちろんこの市議の行為はダメなので、その世代の人も、訊かれれば批判的な意見を言う人が多いんじゃないかと思いますが、だからといって、積極的に批判する気も起きないってことなんじゃないかと。
実際子育ては本当に大変だと思います、今それに従事している人たちはいろいろな不満があると思います。
この市議を批判することで他の部分まで改善されず後退してしまう結果になることを恐れているというか。
逆に言えば、これを激しく批判している方々の中、特に年齢の高い男性の層に、男尊女卑的な意識が強い人が多いのが透けて見えるような気がして・・・
「女は家庭に収まって子育てに専念してればよいのだ」的な?
私はその考え方も否定はしません、一理あるとは思います。
ただ、それは「それが実現できるだけの稼ぎがある男性に限る。」ですね。
今の時代、「結婚したくない」という若い男性が増えているそうです。それは、それだけ稼げないからなのだと思います。そこを改善するか、改善できないなら、共働きを認める=子育てしながら働く女性の環境改善が必要になるでしょう。
(「今の状況で十分だ」という意見の人もいるのかも知れませんが、私はそうは思いませんので。)
今どきは「イクメン」などといって、子育てに参加する若い男性が多くなってきたようです。私はそれは良い事だと思っていますが。 今の中高年の男性って、大部分は「子育ては女のやる仕事」で、奥さんに任せっきりで子育てに参加してこなかった人が大部分なんじゃないかと思うのですよね。というと語弊があるかもしれませんが。 もちろん、そんなことない、という人もたくさんいるとは思いますが、たまにほんの少し手伝っただけで「家事育児手伝ってる」という意識の男性も多く、女性の側の意識とは乖離があるのは事実だろうと思いますので。 そういう男性が、この市議を批判している時、その裏に、そういう意識のズレが見えてきてしまうというか。
朝の通勤時間帯のベビーカー問題というのがありましたが、それも同じ、象徴的かなと思います。 「ベビーカーをラッシュ時間に持ち込むな、迷惑だ」という意見が日本では多いようですが、「日本人は男尊女卑的」「子育てに非協力的」とする意見もあるようです。 それはどちらが正しいという事ではなく、考え方の違いなのだと思います。 問題はそこではなく。 ベビーカーをラッシュ時に乗せる必要がないような社会を作る必要がある、という話。 もし、必要もないのに乗せてたらそりゃぁ批判されて当然ですよね。 私も、できればラッシュ時にベビーカーを乗せるような事はすべきではないと思います。 しかしどうしても必要があるのだとしたら、その問題を解決しようとせずに、「乗るな」というだけでは、それは思考停止、自分のわがままを言ってるだけではないのかと。 ※あるいはそもそも、通勤ラッシュ事態に問題があるという指摘もありますね。 よくインドなどで、電車にすし詰め状態で、屋根の上にまで人が乗って溢れているような光景の写真がありますが・・・実は日本も、あれと大差ない状態なんではないかと思ったり。。。
熊本市議の子連れで議会が話題になっているが、これがオーケーなら、認知症の親を議会に連れてくるのもオーケーだろう。
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2017年11月27日
少子化も重要なら、高齢化の親の介護も同じくらい重要な問題だ。
百田氏が介護の問題に言及したのは(言い方はともかくとして)さすが良い視点だと思います。 「子育てしてる女性は議員になるな」 「子育て中は家庭に専念しろ、働くな」 「働くなら子供はどこかに預けてくるべき」 「預け先が見つからないなら仕事は休め」 これって実はブーメランで、高齢の親に介護が必要になったとき 「介護するなら仕事辞めて専念しろ」 という事に。。。 介護離職の問題も、とても深刻ですよね。 子供は何年か我慢すれば大きくなりますが、介護は何年続くか先が見えない。 仕事も辞め、結局一家心中を選ぶしかないというパターンは、今後さらに増えるかも知れない。
温情判決(京都介護殺人事件) ~もう生きられへん。此処で終わりやで~
2006年2月1日未明。当時54歳の片桐康晴被告が、認知症の母親を殺害し心中を図るという事件が起きました。この事件の裏には涙なくして語れない悲しいエピソードがあるのです。
しかし、この問題も、あまり改善する気配が見えてこないような印象があります。 それに対する真剣な議論さえも起きていないというか。 少子化・待機児童の問題と同じような構造ではないかと思えるのです。 政府が少子化問題に真剣に向き合っていないように思えますが、それは政府だけでなく、多くの国民がそうなんじゃないかと。 (結局、子育てしてる人、介護している人は今の時代では「少数派」であって、「他人事」の人が多いのかも知れないな、と思いました。。。)
海外では乳幼児を連れて議会に参加することが認められている国もあるとか。 『正式な許可を得て周囲に迷惑をかけないように配慮しているかということ。事前にルールを変えてからそのルールに則って赤ちゃんを連れてくるのとルールを無視して強行的に赤ちゃんを連れてくるのとでは大違い。』 という批判もあるようですが、カナダの事例では、熊本市議と同じように強引に赤ん坊を連れてきた女性議員が居て、そこから議論に発展し、正式に認められるに至った経緯があるのだとか。(日本と違うのは、カナダの事例では、その場で追い出されなかった、という事のようですね。) 件の熊本市議も、もともと女性の子育て環境の改善を訴えて市議になったのだとか。 妊娠中にも議会に出席していたり、子供を連れて議会に参加を以前から要望していた事実があったとのこと。 ルール違反は間違いないので批判されて当然ですが、百歩譲ってひいき目に見れば、門前払いで取り付く島がなかったために、過激な行動に出て、議論を呼び起こしたかった、という見方もできるかも? ただ、テレビカメラを連れてのパフォーマンスだったことが、批判を浴びる要素になったようですね。 そもそも、議会に子供を連れてくる必要があるかどうかは、考え方の分かれるところで、どちらが正しいという問題でもないですが。(海外では認められている国もある。日本にはそぐわない、という話。) ふと疑問に思ったのは、どのような運用ルールになっているのでしょうね? どこまでが許容されるのか?明示的なルールが必要になると思いますが 例えば、オムツ替えの時は?子供が泣き出して泣き止まない時は?などなど・・・ どうなっているのでしょうね?
赤ちゃん連れの議員に処分を検討する熊本市議会の前にこの幸せそうな議会を見て!
ルールに従えという前に、どっちが幸せな社会かを考えた方がいいのでは?
熊本市議会赤ちゃん連れ議員に対する処分に、都市圏の反感を買うと苦しくなることが分からないオッサン議員団を見た | More Access! More Fun!
赤ちゃんより寝ている議員やスマホいじってる奴を処分しろと思ったらまんまのイラストあったわ。 熊本市議会に赤ちゃんを連れて出席しようとした女性議員が話題です。 彼女に対する批判は「手続きしないでいきなり連れて出席して議会を混乱させるとはテロそのものだ」みたいなものです。保守系の人にその反応が強い。が、実際には全くそんなことはなく…
こちらの方の記事と、私の言いたい事は概ね一致します。 きれいにまとまっています、素晴らしい!
熊本市議の子連れでの議会参加を巡る議論についての雑感
熊本市議の子連れでの議会参加の件。もっと柔軟に対応したって現実的にはたぶん議員がみんな子供を連れてくるってことはないだろうし、感情的には「どうしようもないときは子連れでも認めていいんじゃない?」とは思う。僕は打ち合わせに赤ちゃん連れてこられてきたって別に困らな
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