前に、流行らない店の特徴として、外観についてと内装について書きましたが、もう一点、気がついた事があります。 近所に流行らない居酒屋があるのですが。 地元の店だし、少しは協力してあげたいと思うのですが、その前を通るたびに、入る気が起きないのですよね。。。 客が全然入らず、実際、廃業寸前だったようで、閉める前にもう一度だけ、起死回生のための策だったのでしょう、「潰れかけているので来てください」とチラシを近隣のポストに投函する作戦に出たようです。 今のところ、まだ店は続いております、中に一人二人客も見えるようになったので、効果は多少あったのでしょう。 しかし、大繁盛という感じではないので、ジリ貧な気はいたします。。。
さて、入る気が起きない、その理由は何故か・・・ 最近気が付きました。 「暗い」んです。。。 営業中は、店の前に提灯が一つ出されて、薄ぼんやりと明かりが灯っていますが、その輝度も大変低く・・・ 深夜に見たら、古めかしい提灯が僅かに光ってるだけ・・・まるで唐傘お化けか一つ目小僧でも似合いそうな雰囲気だなと思ってしまいました。 木で作り込んであるような内装は素敵、なんだろうと、多分、思うのですが・・・店内の証明も暗く、なんだか薄汚くさえ見えてしまいます。 そのような薄明かりの店は、贔屓目に言えばムードがある、と言えなくもないのでしょうが・・・ 雰囲気を重視して暗い店もありますが、知り合いの店・よく知っている店なら別でしょうが、フラッと訪れた一見さんではそういう店は入りにくい雰囲気じゃないかと思いました。
どちらかと言えば、夜でも煌々と明かりが灯っているような店のほうが、惹かれますよね? そう、千と千尋の神隠しに出てきたような「営業中」の歓楽街のように・・・ 下の写真は千と千尋の神隠しの街のモデルとなったと言われる、台湾の「九份」 居酒屋・提灯で画像検索してみると、やはり、明るい店のほうが入りやすいですよね。 提灯が大量に並んで明るい店構えで、中もある程度明るく見える店なら良いと思います。 しかし、街灯もない暗い住宅街の中で、薄暗い提灯ひとつだけ、店内も負けないくらい暗い照明、と言う店を想像してみてください・・・( ̄- ̄;) 洋風の店ならまだ格好良いとなるかも知れませんが、年季の入った木造の店だったりすると、もはやお化け屋敷・・・ という事で、やはり、照明は明るいほうが、客は入りやすいと個人的には思いました。。。
※その店は、残念ながらその後、閉店してしまいました。現在は別の店が入るようで、内装工事中です。
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