高齢者が車を運転して大事故を起こしてしまう、そんな事件がよく報道されるようになりましたね。 ある程度高齢になったら、自分から色々と引退の決断をスべきなのだろうと思います、理性がある人間ならば・・・ しかし、ボケてくると、その理性がなくなるらしいのですよね・・・ 以前、とあるSNS(笑)で知り合った方なのですが、 どうやら痴呆を発症しつつあると自覚が有ると書かれておりまして。 怖いなぁと思ったのは 「昔はボケて周囲の人間に迷惑をかけるなんて絶対にしたくないと思っていたのだが、ボケてきたらだんだん、迷惑かけても、どうでもいいか、と思うようになった」 と・・・ BSEのように急激に進行していくのとは違って、ジワジワ進行していくボケ方だと、自覚が少ないわけで。 そして、ボケていくと「人に迷惑かけてはいけない」みたいなモラルから欠落していくのかも・・・？
大企業は違うのでしょうが、一人で起業して大きくなったような中小企業の場合、初代の社長が高齢でボケてしまう問題は、よくあると聞きます。 しかし会社のすべての実権を初代社長が握っていて、引退してくれない。 引退するよう働きかけると、「自分を追い出して乗っ取ろうとしている！！」と敵意むき出しになったり。。。 しかし、さっき自分で指示した事をすぐ忘れてしまい、なんでそんな事したんだと怒り出す、みたいなレベルになってしまい、業務がもはや成り立たなくなってくるそうで・・・ 創業者は、高齢になったらボケる前に早めに引退してくれれば良いのですが、えてして創業して成功したような人はパワフルで仕事大好きな人が多く、生涯現役みたいな人も多いという、悪循環になって、大変苦労する中小企業は多いそうで。。。
誰しも起こる事ですから、自覚の有るうちに、早めに決断することが必要なのかも知れません。 問題は、いつ見切りをつけるか、それが問題だ・・・ 「この症状が出たら終わりにしよう」という感じで、ある程度自分で基準を決めておいたほうがいいのかも知れませんね。 自分的には、肉体的には「階段を駆け登れるか」をひとつの基準に考えてしておりますが。 頭のほうは、どうしよたものか・・・
アルツハイマーの診断を下された人が、2週間ほどで身辺整理と挨拶を済ませ、自殺してしまった、と言う話を聞いたことがあります。 それが良いことかどうかは賛否が別れるところでしょうが、私は潔い引き際だと思いました。 そのようにできたら良いと思うのですが。 以前、死ぬ準備について書きましたが、もう少し考えて、準備しておきたいなと改めて思いました。。。
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