お品書き
書き直し中…
とりあえず、中へどうぞ
↓↓↓
スポンサーリンク

鉄製フライパンの初期処理と使い方

PC/ネット
以前は結婚祝いに土鍋を贈ってましたが、最近は中華鍋(北京鍋)を贈ったりもします。

そうすると、鉄製フライパンの扱い方を指導する必要が出てくるのです(笑)

鉄製のフライパンを買ったらまず最初に、使う前にコンロで十分に焼く必要があります。

錆防止にクリヤーラッカー塗装されているものが多いので、それを焼き切る必要があるわけです。

(※注意! 焦げ防止のシリコン塗装されているものは絶対に焼いてはいけません。どちらなのかちゃんと説明書きを読みましょう。シリコン塗膜の場合は、焦がさないように注意しながらそのまま使います。もし焦がして煙が出てしまったら、シリコンが燃えてしまったと言う事なので、使い物にならなくなります。シリコンを完全に削り取れば普通の鉄のフライパンとして使うことは出来るかも知れませんが・・・)

ガスコンロで火にかけると煙が出てきますが、そのまま煙が出なくなるまで焼き続けます。(換気扇は強で)

煙が出なくなったら火を止めて冷めるのを待ちます。

冷めたら一度洗剤で綺麗に洗いましょう。

それから再度火にかけます。

強火で鉄の表面が青っぽく変色するまで焼きます。(ブルーテンパー化=酸化被膜形成。こうすることでくっつきにくいフライパンになります。)

最近のガスコンロは温度センサーが付いていてすぐに火が弱まってしまいますので、このようなものを使っても良いかも知れません。



全体に青っぽく焼きが入ったら火を止めて、油を塗っておきます。

これで初めて使う前の処理は終了です。

使うときは、煙が出るまで火にかけ加熱し、油を多めに入れて全体になじませ、油をオイルポットに捨てます。

クズ野菜を多めの油で炒めるなどしても良いです。

あとは普通に使えばOK。

使用後はすぐに洗います。

※洗剤は使わずにタワシで擦って汚れをおとします。

竹串を束ねたササラという専用タワシもありますが、イマイチと言う人も多いようです・・・。



スチールウールみたいなものを使うと汚れはよく落ちますが、ブルーテンパー化した部分も削り落としてしまうので、再度焼きを入れる必要があります。

焦げてしまったら、クレンザー等を使って削り落として再度焼いて処理すればよいです。

※シリコン塗膜のものはクレンザーやスチールウールのようなもので皮膜を削り落としてはいけません。柔らかいスポンジで洗剤をつけて洗いましょう。

シリコン塗装のものは、一度使い方を誤って塗膜をダメにしてしまうと使えなくなってしまいますので、結局扱いに困る気がします。テフロン樹脂加工のタイプも、表面の樹脂塗膜がハゲてしまったのと同じ状態ですね。(テフロン樹脂は剥げなくても1年も使うと封入されたフロンガスが出切ってしまって効果がなくなりますが。)

個人的なコツなので、正しいかどうか分からないのですが、一度加熱して、油をなじませた後、温度が下がるのを待ってから、弱火~中火で焦がさないように調理しています。。。。

      

コメント