音が時々途切れる症状があって。 ボディをコンコン叩いてみたりすると音がでるようになったり。 接触不良か? 電池がないのかも?と思って、電池ケースの蓋を開けてみたら・・・・なんと! 電池がちゃんとハマってなかったorz 9V電池ってボタン式みたいな、電極をはめ込むようになっていますが、それが片方だけしかハマっておらず、もう片側は接触してるだけだった。これじゃぁ時々、接触が切れるわけですね。
ところで、EMGの電池って、どれだけ持つんでしょう? 実は、EMGは長く使っていますが、バッテリー切れを経験したことがありません。(まぁ、不安になって切れるまえに交換してしまうからなんですが) しかし、決行長い間(年単位)で交換しなくても大丈夫な感じ・・・ 検索してみたら、5年くらい交換してないって人も居るようなので、まぁ決行長持ちするものなのかも知れませんが。 これって、電池が減っている状態なのに気づかないで使っているだけ? EMGは基本は9V駆動ですが、18Vで駆動するのが推奨されているという話も。 電圧が高いと内蔵プリアンプのヘッドルームが大きくなり、歪みにくくクリーンな音になるとか。 回路的には27Vまで使えると、EMGの創始者のターナー氏が語っていますね。 そして、その18Vで駆動した状態を9Vで再現したのが新しいXシリーズだとか。 そして、Xシリーズを18V駆動することも可能だとか。 つまり、EMGに搭載されているプリアンプの駆動電源は結構幅があるということですね。 しかし、電池が減ってくると電圧は下がってくるわけです。18Vは9V電池を2個直列で繋いで用いるわけですが、たとえそうであったとしても、結果は同じ、電池が減ってくると電圧は下がってくるわけですね。 そうすると、電池交換したばかりの時は設計通りの音が出ていますが、やがて電池が減って電圧が下がっていても、実は気付いてないだけだったりするのか・・・? EMGのサイトのFAQに説明があるようです。 それによると、バッテリーの寿命は1000時間、そしてやはり、電池が減って電圧が下がると、歪が増していくと書かれていますね。電圧が高くなると歪みにくくなるのの逆ですね。そして、ある一定の電圧以下になると、プリアンプが動作を停止する、と書いてあるようです。 (1000時間というと、一日3時間弾いたら1年持たない計算ですが、実際にはもっとずっと長く持つような気がします。スペック上の消費電力より、実際の消費電力はかなり少ないように思います。) しかし、変化は徐々に起きるので、電圧が下がっていることに、音質の変化からはなかなか気づけないかも知れませんね。 気になる人は定期的に電圧をチェックしたほうが良いかも。 ただ、ディストーションペダルなどでもそうなのですが、実は低い電圧で駆動したほうが歪み量が多くなるという現象があるわけで。歪料がとにかく欲しいという場合に、故意に電圧を下げてみるという実験も、したことがある人はいるのではないでしょうか?(私はやった・笑) その分ハリやコシがなくなるという説もありますが。繊細な音になってかえって良いという人もいるかも知れません。 EMGの音が良いなぁと思うのは、案外、電池が減って弱くなっている状態だったりして・・・・
コメント