自作音緒と絃の結び方

私の場合は三線に三線用の糸掛けを使わずに、三味線で使われる音緒の一回り小さいものを自作して使っているわけですが。(弦が胴の端に当たって削れてしまうのが嫌だったからなのですが) 三線だとこんな感じに結ぶよう解説されてますね msb_sansin.jpg 三味線の場合は、このようにするように解説されているようです。 ところが、これらの結び方、柔らかい紐で作った自作音緒だと、このように結ぶのは結構ムズい・・・柔らかいので、締め込もうとすると絃に引っ張られて回転して(捻れて)しまいます。 そこで、どうにか綺麗に結ぶ方法はないか模索していたのですが、捻じれないで綺麗に結べる、簡単な方法を思いつきました。

◆絃を音緒に結ぶ簡単なやり方図解(クリックで拡大) ポイントは、(2)のところで、一度締め込んでやること。 (2)で絞め込まずに(4)まで行ってから絃を引っ張る事で一気に絞め込もうとするとうまく行きません。

絃の両端がフリーの状態ならば、上図(3)のように絃通すことができますが、片側が固定されている状態の場合は下記のように先に絃を通してから縛ると同じように結べます。(クリックで拡大) ito_musubi_C1.png これもポイントは、(3)の段階でしっかり締め込んでやる事。(緩いままで(4)で一気に絞め込もうとすると難しいです。)

ただし、この結び方、紐の上下関係が逆になると上手く行きません。 いや、それでもできなくはないですが、あまり綺麗にはなりませんね。 失敗例

あれ、この結び方、完成してみると、三味線の音緒の結び方とそっくりですね。どこが違うのか見比べてみると・・・ 左が今回の結び方、右が三味線の結び方 絃の端部が、三味線では下方向に出ているのが、この結び方だとどうしても上に出る形になります。 僅かな違いですが、しかし、これが非常に影響が大きいと思います。

三線の結び方とも似ています。違いは・・・ 左から、三線/今回の/三味線タイプ 違いは下側(裏側)を回っている絃の下を通ってるか、上を通っているか、ですね。

※三線の場合は端部を折り返されていますね。同じように折り返しても良いかも知れません。 実際はこんな感じ musubi.jpg ※左端、男絃だけ普通の三線の結び方になっています、あまり太い絃は今回の結び方には向かないようです。(写真の三線は男絃だけフラメンコギター用の太い絃が張られています。)
スポンサーリンク
スポンサーリンク

記事をシェアする