往年の名曲 小坂明子の「あなた」 歴史に残る名曲 今でも時折、テレビなどでも名曲として紹介されたりしますが。 流れていたのを聴いていて 「悲しい歌だよねえ」 と言った人が居ました。 え、そうだっけ? 実は、私、ストーカーの歌だと思ってたんですが(笑) だって、振られた相手の事をいつまでも思って、結婚して一緒に住む妄想までしてるんですよ?危ないメンヘラ寄りの女の子の歌なのかと・・・ でも、ちゃんと歌詞を聴いてみると、特に後半。なるほど、亡くなった人、あるいは行方不明になってしまった人とも取れなくはないですね。 死んでしまった恋人と夢見ていた生活を妄想する歌だとしたら、悲しいですね。 で、ふと気になって、ちゃんと歌詞の意味について検索してみたのです。 そうしたら、なんと、悲しい歌でもストーカーの歌でもなかったようなんですねぇ(笑)
この曲を作ったのは、小坂明子がまだ中学生だった時だそうで。 そして、当時から「結婚願望」が非常に強く、その思いを描いた詩だったとか。 「あなた」とは誰の事?という質問に、「だってまだ出会っていないんだもん」と答えているインタビューがあったとか? 「まだ見ぬあなた」「まだ出会っていない未来の恋人」の事だったんですねぇ(笑) 中学生の女の子が、未来の旦那様を想像している歌だと思えば、カワイイ歌に聞こえてきますね(笑) でも、やっぱり悲しげな歌に聞こえる、それは何故かというと、まだ見ぬ未来のあなたのはずななのに、「もしも、私が家を立てたなら」と過去形で語られているからですね。 「あなたが居てほしかった」 って、もう居ないようにしか思えませんよね。 また、曲調も悲しい感じになっている。 それは、当時、彼女はガロの大ファンで、ガロに歌わせるイメージで曲を作ったのだとか。そのイメージで、曲調と歌詞を少しひねっていた結果、なんでしょうね。 もし、これが明るい曲調で、普通に未来の旦那さまとの生活をストレートに描いた歌詞だったら、きっとヒットしなかったでしょうね。 結局、いつも言ってるように、明るく悲しみを歌う歌はヒットする法則ってやつですかね。
これはよいですね♪ 小坂明子の歌も良いですが、こういうのも良いですね~ メロディが秀逸な曲です。
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