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フレット付三線自作のその参 加工が終わったので、あとは塗装すれば組み立てられる。 素人でも簡単にきれいに仕上げられると評判の、ワトコのオイルフィニッシュを選択・・・ 実は、塗装は適当に簡単に終わらせるつもりでいたのですが、ここが一番の難関だったorz フレット打つときにタイトボンドを使っていたのですが、これ、吸水性・吸油性がなく、オイルがはじかれて塗れないのです。 さらに、パテの部分も、吸水性はあるものの、木材ほどではなく、綺麗には染まってくれず、浮いてしまう。さらに、オイルに溶け出してくる・・・orz しかも、選択した色が黒(エボニー)だったのですが、これ、非常に汚らしくしか染まってくれない。中途半端に焦げた木材みたいになってしまった・・・(検索してみたら同様の感想を書いてる人が居たので、エボニーはちょっと難しいようです。) さて困った、修正しようにも、一度オイルを塗ってしまったので、他の塗料は一切乘らない。 悩んだあげく、油分をアルコールでふき取り、十分乾燥させてから、再度黒で塗りつぶしてしまうことに(笑) ワトコやワシンのオイルフィニッシュは、オイル100%ではなくウレタン塗料が混ぜてあるようで、乾燥すると上から別の塗装が乗らない事もないようなので。とはいえ乗りはやはり悪い、剥がれやすくなる模様。まぁしょうがない、覚悟の上(笑) 黒の丸秘塗料で塗りつぶして、それだけだとひっかくと削れてとれてしまうので、上からニスを塗って仕上げた。 近くでみると筆ムラが酷いが、遠目に見るとそんなに酷くは見えないでしょう?(笑)
あとは、歌口に溝を切って接着。タイトボンド使ってしまったので、取るとき大変かも? ※タイトボンドは乾いて固まるとエポキシより硬くなるんだとか? 溝は三角ヤスリでV字型を選択。V字型はどんな弦の太さにもあうので良い。 一旦組上げてみたら、ちょっと弦高が高いけど、なかなかいい塩梅に仕上がりました。 音もなかなか良い。フレットレスな三線とはまったく違う音になるかと思いきや、意外と違和感がない。(と言ってもウッド三線だからかも知れませんが。) 次は弦高低くなるように調整しなくては。
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