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自分が嫌いなモノを不必要に表現しまくるのは、良識的な振る舞いではない

生き方・人生・人間関係
『人は自分の感性にそぐわないものに対して嫌悪を示す権利をもつ。』

実に斬新な発想だと思いました、そういう考え方はしたことなかった・・・

自分の嫌いなものを表明する権利・・・?

うーん、そんなの、ありますか?(^^;)

いや、別に、何かを表現するのは「自由」だと思いますが。

人は何をするのも自由だと思います、ルールに反しない限りは。

平たく言うと、

「人は自由です、人に迷惑を掛けない限りは。」

ですよね。

人に不快な思いをさせてまで、自分を表現する自由、否、権利?はさすがにないような気がするのですが。。。

若い頃、私とどうにも趣味・嗜好が合わない人が居まして。その人が薦める良いと言うもの、好きというものが、ことごとく、私にとっては嫌いなもの、苦痛なものばっかりだったのです。

私はロック・メタルが好き、その人はジャズが好き、みたいな。
私はハスキーボイスのロッカーが好きだけど、その人はハスキーは嫌い、とか。
食べ物の趣味も、その人が美味しいと言うものは、私の嫌いなものばかりで。

その人がこれ「美味しい!」というモノを、試しに食べてみると、不味い・・・
逆に、私が「美味しい!」というモノを、相手が食べてみると、不味い・・・

こうなると、それはもう、趣味・嗜好が違う、体質が違うんだからしょうがない、としか言いようがない。

結局、その人が何かを薦めて来るたびに、「私はそれ、嫌いなんだよね」と言わざるをえない。無理に薦められても迷惑なので。

その人が「自分はこれが好き」と割と頻繁に言うので、私も割と気軽に「それ私嫌いなんだよね」言ってた気がします。

が、そのうち、その人は怒り出してしまいまして。

曰く、「自分を否定するな!!」と。

一瞬、何を言ってるのかよく分かりませんでしたが、ようするに、自分が好きなものを嫌いというのは、自分を否定している事だ、というわけですね。

そう言われて、なるほど~と思いました。

私も悪気があったわけではなく、単に自分の好き嫌いを表現していただけで、その人を否定しているつもりはなかったのですが・・・

なるほど、自分が好きなものをことごとく嫌いだって言われたら、そのうち不快になりますよね。

☆ただ、理不尽なのは、私が好きなものは、平気でこき下ろしてくれるのですよね。ロックなんて、何が良いの?みたいな(笑)まぁ、私はそう言われても、趣味が違うんだなぁとしか思わないし、自分もどうしても、ジャズにそんなに魅力を感じることはできなかったので、そんなもんか、という程度でしたが。

(もちろん、ジャズも良さは分かりますよ。でも、やはり、ロックやポップスのほうが、素直に良いなぁと思える安心感があるのです。これはもう、趣味嗜好や体質の問題なのではないかと。)

もちろん、人から何かを強要されて、それを拒否するために、自分がそれを嫌悪している事を表現せざるを得ない、という場合は、自己防衛のため、やむを得ないと思いますが。

そうでないなら、人に不必要に不快な思いをさせる必要はないですからね。

自分が「嫌いなモノ」を不必要にアピールしまくるのは、「それを好きな人に不快な思いをさせる」から言ってはならないと、勉強になりまして。それ以来、好きなモノは言うけれど、自分が嫌いなものは極力言わない、というスタイルで生きてきたので。

自分が何かを嫌い、というたびに、その言葉で傷つく誰かが居るかもしれない、ということを慮り、極力控えるのが、良識ある大人の所作ではないかと思うわけで。。。

※自分が「好きなもの」はいくら表現しても肯定的な意味にしかならないので良いですが。

ポジティブな事を言うのは好まれますが、否定的な事しか言わない人は、嫌われますね。

そこにきて、

『人は自分の感性にそぐわないものに対して嫌悪を示す権利をもつ。』

と堂々と言い放つ人がいて、ちょっと笑ってしまいました・・・(^^;)

まぁ、そう言われるなら、こちらもハッキリと表現しても文句はないですよね。

「私はそういう考え方は嫌いです」(笑)

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