百田さんの日本国紀を読みました。南京大虐殺はフィクションとか、韓国併合は大韓帝国政府の意向を無視して行われたものではないとか、一般の教科書と異なる主張をしているにもかかわらず、根拠となる参考文献が一切引用されていない。これでは主張の正当性を検証できず、説得力もない。#日本国紀
— Shimoyama Jun (@PON__yellow) 2018年11月11日
ん? 参照した文献を明示すれば、その説が本当である証明になるの??? と思ったら・・・
ほお、
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2018年11月12日
では、教科書には、「南京大虐殺があった」とか、「韓国併合は韓国の意向を無視してやった」という根拠となる参考文献が付けられているのですか?
それはどんな教科書で、どんな史料ですか。
是非、教えていただきたい!! https://t.co/MoOWB8bt2t
これ、私も常々思ってたんですよね!(笑) もっともらしい文章を引用として表示し、参考文献を表示すれば、あたかもそれが信憑性のある情報であるかのような印象になってしまう。 しかし、その元となった情報に誤りがあったら? 参考文献が正しいかどうかまでは調べない人が多いでしょう。「ふーん、そうなんだ・・・」という程度で、特に検証することもなく、インプットされた情報を信じてしまう事があると思います。特に興味がない事柄であるほど、そうなると思われます。 キュレーターという言葉がありますが。 美術館や博物館の保守・管理をする、いわゆる「学芸員」の事ですが。 "キュレーター"というと、保守管理というより、美術館に飾る美術品を選定し蒐集してくる人というようなニュアンスで使われますね。 そこから転じて、ネット上の色々な情報を集めてきて展示するようなサイトをキュレーターサイトと言ったりします。 「まとめサイト」もキュレーションサイトの一種ですね。 人のサイトの情報を集めてきているだけなので、オリジナルの情報はないわけですが、それなりに有益な情報が集まっているなら、それなりに役に立つ部分もあると、個人的には思いますが。 、たまに、集めてきた情報が間違っていることもありますね。そして間違った情報が広まってしまう事態になることも。 情報源が間違っているかどうかをよく確認せずに掲載してしまうと、そういう事態が起きるわけですが。 これは、WEBサイトに限った話ではないわけで。 世界中の大学の研究者からたくさんの研究結果が発表されますが、発表された論文の多くは、再現性のないものである事が多いという話も聞いたことがあります。 教科書だって、そこに書かれていることが正しい事ではないこともあるわけです。私が子供の頃に教わった事で、既に現在の教科書に書かれている事と異なっていることもたくさんあるのだとか? どこぞの大学教授の論文を引用したり、あるいは教科書を引用したとしても、その内容が正しいかどうかは分からないわけで。 この人がこんな事を言っていた。この文献にはこんな事が書いてあった。そのような事をいくら積み重ねても、他人の文献を調べてまとめて発表したものなどは、キュレーションと何も変わらないのでは?と思うわけです。 何かしら発表するからには、何かしら、他の人とは違う主張やオリジナリティが必要なわけです。オリジナルには"参考文献"などあるわけがありませんよね。。。 発表された論文が本当に正しいかどうかは、多くの研究機関が実証して、再現性があると認められて初めて認定されるのだそうで。意外と、単なる「一説」で終わる論文も多いのかも? 多くの研究者が興味を抱かないような論文であれば、そもそも検証すらされないかも知れない。 もし、百田氏の歴史書がおかしいと思う、懐疑心であっても興味を抱いたなら、それがどうおかしいのかを、第三者が検証する必要があるんじゃないかと思います。 何も検証も研究もせず、参考文献が表示されていないという一点を持って批判するのは、批判のための批判でしかないのでしょうね。。。
フェイクニュースを盲信し、このような惨劇も・・・
FacebookとWhatsAppのフェイクニュースを信じた群衆によって無実の2人がリンチのすえ火あぶりに
メキシコのプエブラにあるアカトランという街で、2018年8月、大衆によって2人の男性が「子どもを誘拐して臓器を売りさばいた」というフェイクニュースを信じた人々に殺害されました。男性2人は群衆によってリンチに遭い、最終的に火をつけられましたが、完全な無実だったとのことです…gigazine.net
これではまるで、現代の魔女狩りのようですね。。。
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