ある時、仕事を終えて家に帰った時、鍵を家の玄関の鍵穴に入れ、回そうとしたのですが・・・ なんと、回らない・・・・(?。?;) 鍵が回らないと、玄関が開かない。 玄関が開かなければ家に入れない・・・ なんども挿して回そうとするが、一向に動かない。 家族も全員外出しており、このまま鍵が開かないと、自分の家なのに、家に入れないという謎事態に?! しかし、なんどか試しているうちに、反対方向には回ることに気付いた。 鍵はしまっている状態なので、さらに閉まる方向には90度?空回りする構造。 で、空回った状態から一気に開く方向に180度回したら・・・ 開いた!(^。^A) その後も、いちいち反対に少し回してから一気に回すようにすれば開くようにはなったものの、常に引っかかる状態になってしまった・・・ 自分の鍵が悪いのかと思って、家族の鍵で試してみたが、同じ状態。 つまり鍵が原因ではない。 だとすると、中(シリンダー)か? 穴の中にCRC556を吹き入れてみたが、改善しない。 もし、シリンダー内部が故障して、回らなくなってしまったら、閉め出されて誰も入れない事態になってしまうかも・・・?! そうなる前にシリンダーごと鍵を交換したほうがいいのかも・・・?と悩んでいたのですが とある事で解決、治ってしまいました。
きっかけは、ドアを内側から開けようとしたときに、キキッっと音がするようになったのに気付いた事。 ちょうど、鍵の部分の間近に耳があって、音がまさに錠のあたりからしている事に気づき、確かめてみたら、ドアを開け締めするたびに、ドアをロックしている半円形の樹脂の組み合わさったパーツがありますよね、閉まる方向では半円形のパーツが押されて引っ込み、開く時にはそのパーツの平らな背面側が引っかかって、ノブを回さないと開かないようになっている、あのパーツです。 そこが、うまく引っ込まず、引っかかって擦れていました。
このパーツ、名前は「ラッチ」で良いらしい。 ここが、経年劣化、というか単に汚れ?でスムーズに引っ込まなくなっており、相手側の受け金を引っ掻いていたのですね。 このラッチの周辺にCRC556を吹き付け、受け側の金属プレートにも吹き付けたら、音はしなくなりました。 この時に、ついでに、ドアをロックする鍵状のパーツの周辺、及びその隙間から錠の内部にも油を注入したのですが、これが正解。 どうやら鍵が回らなかったのは、シリンダーの中ではなく、ラッチ同様、鍵の部分が引っ掛かっていたからんでしょう。(シリンダーの"中"に油を差しても効果がなかったのですね。) その後は鍵を開けるときにもまったく抵抗なくスムーズに開けられるようになりました。 そう言えば学生時代に住んでいた寮の部屋の鍵が開かなくなった時に、管理人のオバちゃんがCRCを吹き付けて直してくれたのを思い出しました。 オバちゃんの「一人暮らしにはCRC556は必需品だよ」という名台詞を、すっかり忘れていましたわ(笑)
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