NHKのインターネット同時配信を総務省が了承、インターネットに接続する者から受信料強制徴収へさらに前進？

総務省の有識者検討会は３０日、ＮＨＫが平成３１年度中の実現を目指しているテレビ番組のインターネット常時同時配信を了承した。出席した石田真敏（まさとし）総務相は「…

着々と

「テレビを持っている人から全員徴収」

から

「インターネットに接続する人から全員徴収」

へのシフトが進められているわけですね。

テレビはなくても生活できるけど、これからの時代、インターネットに接続しないで生きていくのは難しい気がします。すべての機器がネットに接続される時代が来ていますからね。

ネット配信からも受信料徴収が本当に実現すれば、事実上、国民全員から徴収する権利を得るのと同じです。

受信料とは、民間の会社なのに、国と同じく税金を徴収する権利を持っているようなもの。これは凄まじい特権と言えます。

それも、本当に番組制作・放送に必要な最低限だけ、職員は清貧を維持して頑張っています、というのならば理解も得られるでしょうが、NHKの職員の給与は平均で1800万円という噂もあるほど・・・NHKの会長の年収は総理大臣を上回るほどだとか？

NHK、ずさんな金満体質と受信料値上げ検討に批判殺到　職員は高給で多額経費使い放題
全国のNHK退職者有志は21日、籾井勝人会長に対する辞任勧告か罷免を行うよう求める申し入れ書と、呼びかけ人と賛同者の計1500人超のOB名簿をNHK経営委員会…

biz-journal.jp

私は受信料はきちっと払っていますし、NHKも良い番組もあると思っています（主にＥテレですが）

しかし、きちんと払っている者だからこそ、現状に納得できません。

どうしても公共放送が必要である、というのならそれも構いませんが、ならば、建前上の"民営"は止めて、公務員として国の運営とすべきでしょう。

現状では、自分たちの高収入を維持するために "公務員" に戻りたくないようにしか見えません。
公務員と同じ待遇は既得権益として持ちながら、「民間」であり高給も問題なし。こんなおいしい立場はないでしょうからね。

本当に、貧乏庶民の立場からすれば許せない話で。「NHKの解体を切に願います」と書いていた人がいましたが、気持ちはよく分かります。