と叫ぶ知人の女性(笑)
掃除機はかなり進化してきたと思うのだけれど、その女性の主張を聞くと、もっともだと思った。
要するに、体が小さい、腕力が弱い女性が扱いやすい掃除機がないのだ。
思い返せば、ダイソンの登場は、画期的な進化であったと思う。
それまでの掃除機は、ゴミを吸えば吸うほど吸引力が弱くなってしまう。大量のゴミを処理しなければならない時、ゴミパックの交換が厄介だ。
例えば大量の木くずなどを掃除機で吸う時、あっという間に掃除機は満杯になってしまい、ゴミパックがいくつも必要になる。
しかし、ダイソンなら!
「吸引力が満杯になるまで弱くならない」
「ゴミパックが必要ない」
なんて素晴らしい発明か!と感動した。
素晴らしい!※ジェームズ・ダイソン氏は、「塗装工場の空気清浄機が目詰まりしてしまうのがなんとかならないか?」という相談を受けてこれを発明したらしい。スプレーによって空気中に撒き散らされた塗料の成分は、フィルター式の空気清浄機では、あっという間に目詰まりしてしまう。そこで、筒の中で強力な空気の渦をつくり、遠心力で塗料を外側に飛ばし、渦の中心から空気を吸い込むようにすれば、塗料は常に筒の外側に溜まり、吸引力が衰えることはない、というわけだ。
発売当初からダイソンの掃除機の値段は高かった、当時で6~8万円くらいしたと思うが、それでも飛びついて買ってしまった(笑)
余談ではあるが、女性で掃除機について拘っている人はあまり見たことがない、掃除機に拘るのは男性が多いようだ。それは、やっぱり、機械モノだからなんだろう(笑)
買ってみた感想は、たしかに吸引力が弱まらないのは素晴らしい。
しかし、しょせんは掃除機、それ以上ではない、すぐ飽きた(笑)
そして、音が異様に大きいのが気になるように。
騒音のため、日中しか掃除機がかけられない。
また、図体が大きく、収納も難儀する。
思えば・・・このような根本的な掃除機の問題は、確かに、先の女性が言うように何も進化していない。解決したのは吸引力が弱まらない一点だけだった・・・
ダイソン以外にも、国内外のメーカーによって掃除機の開発が進み、比較検証により、ダイソンの欠点も露わに指摘されるようになった。
ダイソンの一番の弱点は、意外にも・・・・
長くなったので (2)へ続く
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